JR東日本、携帯電話3社らが「やめましょう、歩きスマホ。」:トイレットペーパーにも注意書き

JR東日本、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDIの携帯電話事業者3社と一般社団法人電気通信事業者協会は、2015年11月2日から「歩きスマホ」の防止を呼びかけるキャンペーンを開始した。2015年11月14日まで、東京の主要なJR東日本の駅や電車内にポスターを掲示する。

また新宿駅、横浜駅、大宮駅、池袋駅、吉祥寺駅、渋谷駅、錦糸町駅、東京駅の8駅で「やめましょう、歩きスマホ。」と記したウェットティッシュを16,000個配布した。

JR東日本によると「歩きスマホ」が原因で大きな怪我はないが、2014年度に「ぶつかられた」「注意してトラブルになった」などの苦情が約100件と2012年度の10倍以上となった。

■トイレットペーパーにも注意書き

東京駅ではトイレットペーパーにも「歩きスマホ」の注意書き
東京駅ではトイレットペーパーにも「歩きスマホ」の注意書き

駅や電車内にポスターを張っても「歩きスマホ」をしている人はスマートフォンの画面に集中しているので、それらの注意書きを見ないだろう。ポスターやウェットティッシュ配布よりもスマートフォンの中のゲームやSNSの方が気になってしまう。そのせいか、スマートフォンの画面に集中しないであろうトイレなら注意書きを目にすると思ってのことかトイレットペーパーにも「やめましょう、歩きスマホ。」の注意書きを記している。そこまでしないと「歩きスマホ」はやめられないのだろう。

世界中で急速なスマートフォンの普及で「歩きスマホ」は世界的な問題になっているが、携帯電話事業者と鉄道会社がここまで大きなキャンペーンをやっているのは日本くらいである。

「歩きスマホ」は自分だけが事故や怪我をするのではなく、ぶつかった相手を巻き込んでしまう可能性があり、非常に危険である。そして「歩きスマホ」をしている人は「自分だけは大丈夫」と自己中心的思考になっている。それなのに他人の「歩きスマホ」にはイライララしてトラブルの原因となる。「歩きスマホ」をしててもいいことなんて何もない。