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戦争が続くウクライナで、犬や猫たちは今【写真で綴る】

今井佐緒里欧州/EU・国際関係の研究者、ジャーナリスト、編集者、作家
戦争の前線ミコライウで犬をかわいがるウクライナ軍人のイワンさん。10月26日(写真:ロイター/アフロ)

上とこの写真 by Valentyn Ogirenko
上とこの写真 by Valentyn Ogirenko 写真:ロイター/アフロ

ウクライナ・ミコライウの前線近くの村で、ロシアの空爆で破壊された校舎の残骸に立つ犬。仲間を求めてないているのだろうか。10月26日。

photo by Alexander Ermochenko
photo by Alexander Ermochenko写真:ロイター/アフロ

ロシア支配下のヘルソン市から避難してきた市民が、クリミアに向かうバスへの乗車を待つ。犬を連れている女性が二人。オレシキー町にて。10月22日。

photo by Oleksandr Klymenko
photo by Oleksandr Klymenko 写真:ロイター/アフロ

イラン製の無人航空機シャヘド136によるとみなされるロシアの攻撃で、破壊された住宅からレスキュー隊が子猫を救出。子猫の顔に恐怖の表情が。体を冷やしてあげているのだろうか。キーウにて。10月17日。

提供:State Emergency Service of Ukraine/ロイター/アフロ

ハルキウにあるレストランホテルに対する軍の攻撃によって火災が発生。救急隊のメンバーが消火中に発見した子猫を救助する。9月4日。

photo by Zohra Bensemra
photo by Zohra Bensemra写真:ロイター/アフロ

童話を書いているというヴァレンティナ・シェフチェンコさん(66)は、ロシアのミサイル攻撃で家が全壊したと、犬を抱きしめる。ドネツク州でウクライナが新たに奪還した町オレクサンドルフカで。10月9日。

photo by Valentyn Ogirenko
photo by Valentyn Ogirenko写真:ロイター/アフロ

ロシアのミサイル攻撃で大きく損傷した住宅ビルの現場で、地元の女性に飼い犬を渡す救助隊員。10月18日、ミコライウにて。

photo by Vladyslav Musiienko
photo by Vladyslav Musiienko写真:ロイター/アフロ

激戦のあったハルキウ地方のイジュームの町付近で、反攻作戦でウクライナ軍が捕獲したロシア軍の歩兵装甲車と、犬。9月30日。

photo by Alexander Ermochenko
photo by Alexander Ermochenko写真:ロイター/アフロ

ロシア支配下のヘルソン地方で。オレシキー町の桟橋で、釣りをする人々の近くに座る猫たち。10月22日。

提供:Adam Scotti/Prime Minister's Office/ロイター/アフロ

このジャック・ラッセル・テリアの「パトロン」君(3歳)は、ウクライナ国家非常事態庁で働く人気者。爆発する危険のあるロシアの不発弾の位置を236基も探り当てたために、5月に勇気勲章のメダルを授与された。ゼレンスキー大統領とカナダのトルドー首相と共に。5月8日。

photo by Genya Savilov
photo by Genya Savilov写真:代表撮影/ロイター/アフロ

ブリンケン米国務長官がキーウにある小児病院を訪問。チャリティ活動や親善大使としても大忙しのパトロン君と遊ぶ、ヘルソン地方出身のマリーナちゃん(6歳)。9月8日。

photo by Umit Bektas
photo by Umit Bektas写真:ロイター/アフロ

キーウ政権がロシア占領地奪還のために、南部反攻作戦の開始を発表してから数日後。地元当局が企画したオデーサへの避難を待つ、犬のルナと猫のムウシャと一緒にいるヤナ・グラズコワさん。9月1日、ミコライウにて。

photo by Umit Bektas
photo by Umit Bektas 写真:ロイター/アフロ

自力で移動できない人たちのために、ボランティアが食事や移動手段を提供する救援センターで。家族と一緒に移送を待つ9歳のアナスタシヤ・マクシモヴァちゃん。8月29日、ザポリージャにて。

photo by Alexander Ermochenko
photo by Alexander Ermochenko写真:ロイター/アフロ

ドネツク州のベジメンヌ村で。避難民のための仮設宿泊センターで、猫と一緒にいる子どもたち。5月1日。

photo by Alexander Ermochenko
photo by Alexander Ermochenko写真:ロイター/アフロ

南部の港町マリウポリで、戦争で大きな被害を受けた家の外で、犬と一緒にアームチェアに座る地元住民で船員のミハイル・ヴァイスさん(58歳)。5月12日。

photo by Ricardo Moraes
photo by Ricardo Moraes 写真:ロイター/アフロ

ロシアが砲撃する中、住民は地下鉄の駅に避難。地下の列車の車内にいる猫。4月26日、ハルキウにて。

photo by Vladyslav Musiienko
photo by Vladyslav Musiienko写真:ロイター/アフロ

アゾフスタル製鉄所に数週間こもって降伏したウクライナ軍の軍人が、収容施設で犬の散歩をしている。ドネツク州のオレニフカで。5月17日。

photo by Valentyn Ogirenko
photo by Valentyn Ogirenko写真:ロイター/アフロ

猫をかわいがるウクライナの女性軍人。4月28日、ドネツクにて。

photo by Pavlo Palamarchuk
photo by Pavlo Palamarchuk写真:ロイター/アフロ

動物保護施設「救助された動物の家(Home of rescued animals)」で、ハルキウやミコライウから救出された猫や犬たち。5月5日、リヴィウ。地元のボランティアによると、ボロディャンカのシェルターでは、約300匹の犬が食料と水を失って死亡した。

photo by Ueslei Marcelino
photo by Ueslei Marcelino 写真:ロイター/アフロ

ロシアによる攻撃を受け、爆撃が続くミコライウ市内の動物園のトラ。4月8日。

photo by Ueslei Marcelino
photo by Ueslei Marcelino 写真:ロイター/アフロ

同じくキリン。

photo by Clodagh Kilcoyne
photo by Clodagh Kilcoyne 写真:ロイター/アフロ

前線に近い村に滞在するウクライナの軍人が、村を歩く犬に餌を与える。10月29日、ドネツク州にて。

photo by Gleb Garanich
photo by Gleb Garanich 写真:ロイター/アフロ

ウクライナのドリナ村近くで、乾燥パスタを食べる猫。その痩せた様子と鋭い目つきから、生活の激変と過酷な日々が想像できる。 対戦車地雷がベンチの上に置かれている。9月23日。

photo by Clodagh Kilcoyne
photo by Clodagh Kilcoyne写真:ロイター/アフロ

ウクライナ軍がハルキウを奪還。女性と介助犬が、戦死した犬の飼い主の墓を訪れる。10月23日。

欧州/EU・国際関係の研究者、ジャーナリスト、編集者、作家

フランス・パリ在住。追求するテーマは異文明の出会い、平等と自由。EU、国際社会や地政学、文化、各国社会等をテーマに執筆。ソルボンヌ(Paris 3)大学院国際関係・欧州研究学院修士号取得。日本EU学会、日仏政治学会会員。駐日EU代表部公式ウェブマガジン「EU MAG」執筆。前大使のインタビュー記事も担当(〜18年)。編著「ニッポンの評判 世界17カ国レポート」新潮社、欧州の章編著「世界で広がる脱原発」宝島社、他。Association de Presse France-Japon会員。仏の某省関連で働く。出版社の編集者出身。 早大卒。ご連絡 saorit2010あっとhotmail.fr

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