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【続報】チェルノブイリ原発から出されたSOSメッセージ全文

今井佐緒里欧州/EU・国際関係の研究者、ジャーナリスト、編集者、作家

チェルノブイリ原発から出されたテレグラムによるメッセージが入手できた。

これは前の記事で紹介した「ル・モンド」がリンクを貼った先にあったものである。

以下、ウクライナ語のようなので、申し訳ないが緊急事態だと思うので、機械翻訳のものを掲載する。いくつか試して良いと思えたものだ。わかりくい所は、注で他の翻訳機の訳を示した。以下、囲みにした。

状況の説明【緊急】チェルノブイリ原発、戦争で電力断たれ冷却ができない事態に ※IAEAの情報を追加しました

続きの記事:ウクライナのクレバ外相のSOS「予備電源は48時間」IAEA「重大な影響なし」チェルノブイリ電源喪失

居住者の被害により、チェルノブイリ原子力発電所とキエフスカを結ぶ750kVの高圧線は、現在切断されている。

(注:高圧線750kV ChNPP-占有者による損傷によるキエフは現在切断されています。)

その結果、チェルノブイリ発電所をはじめ、立ち入り禁止区域のすべての原子力施設に電力が供給されなくなった。

使用済み核燃料貯蔵施設には、約2万体の使用済み核燃料集合体が貯蔵されている

- 1. 連続的な冷却が必要です(注:彼らは絶え間ない冷却を必要とします)。電源がある場合のみ可能です。このままでは、ポンプが冷えない(注:冷却できない)。

その結果、ガラス固化プールの温度が上昇し、蒸気がたまり、放射性物質が水中に放出されることになります。

(注:その結果、貯蔵プール内の温度が上昇し、放射性物質の上昇と環境への放出が発生します。)

風に乗って、放射性の雲がウクライナ、ベラルーシ、ロシア、ヨーロッパの他の地域に運ばれる可能性があります。

また、施設内の換気もうまくいかなくなります。そこに滞在するすべての職員は、危険な量の放射線を浴びることになる。

(注:また、施設は換気されません。そこにいるすべての人員は危険な線量の放射線を受けます。)

また、消火装置が作動せず、弾丸の衝撃で火災が発生する危険性も大きい。

(注:消火システムも機能せず、発射物による火災が発生した場合の大きなリスクとなります。)

現在、戦闘行為を行っているため、修理や電源の更新を行うことは不可能です。スラブチッチ市も非シールドである。

(注:現在、戦闘が進行中であり、修理や電源の復旧が不可能になっています。スラヴィティチ市にも電気がありません)。

https://t.me/energoatom_ua/2511
https://t.me/energoatom_ua/2511

欧州/EU・国際関係の研究者、ジャーナリスト、編集者、作家

フランス・パリ在住。追求するテーマは異文明の出会い、平等と自由。EU、国際社会や地政学、文化、各国社会等をテーマに執筆。ソルボンヌ(Paris 3)大学院国際関係・欧州研究学院修士号取得。日本EU学会、日仏政治学会会員。駐日EU代表部公式ウェブマガジン「EU MAG」執筆。前大使のインタビュー記事も担当(〜18年)。編著「ニッポンの評判 世界17カ国レポート」新潮社、欧州の章編著「世界で広がる脱原発」宝島社、他。Association de Presse France-Japon会員。仏の某省関連で働く。出版社の編集者出身。 早大卒。ご連絡 saorit2010あっとhotmail.fr

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