Uターン台風6号 ５日未明に久米島へ最接近
台風6号の動き
5日午前0時現在、沖縄本島地方全域に暴風警報が発表されています。大型で強い台風6号は、5日未明に久米島へ最も接近する見込みです。沖縄本島地方では、暴風や高潮、高波に厳重に警戒し、土砂災害に警戒してください。
台風6号は、宮古島の北北西の海上でほとんど停滞していましたが、4日正午頃からは進路を東に変えはじめました。台風の動きが遅いため、沖縄地方では6日にかけて大荒れの天気となる所があり、台風の影響が長引くおそれがあります。
最接近の見通し （4日午後11時現在・沖縄気象台発表）
久米島 5日未明
慶良間・粟国諸島 5日明け方
南部、中部 5日朝
本島北部 5日夕方
5日に予想される風向・最大風速（最大瞬間風速）
本島中南部 南西の風 30メートル（45メートル）
本島北部 南のち南西の風 30メートル（45メートル）
久米島 南のち南西の風 30メートル（45メートル）
南寄りの風に警戒を
8月の那覇の最大瞬間風速のこれまでの記録を見てみると、観測史上1～10位の値のうち、半分が南よりの風を観測しています。（1953年からの統計）
南風には特に警戒が必要なのですが、沖縄本島地方は、4日は南寄りの風（35～40メートル）・5日は南西の風（45メートル）・6日は西寄りの風（45～60メートル）に変わる予想です。
これまでもすでに大きな被害が出ていますが、6日にかけて飛来物によって負傷したり、走行中のトラックが横転したりするおそれもある猛烈な風が吹く見込みです。6日までの暴風の期間は、不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒してください。
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参考:沖縄気象台気象情報
