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元徴用工問題で揺れる日韓―国交交渉の黒幕・故金鍾泌元首相の知られざる「生前発言」

辺真一ジャーナリスト・コリア・レポート編集長
小渕政権の時に来日した金鍾泌元首相(写真:Natsuki Sakai/アフロ)

 新日鉄住金に対して元徴用工への損害賠償を求めた韓国最高裁の判決をめぐり日韓が正面から対立している。個人の請求権は1965年に締結された日韓条約で解決済との立場の日本政府に対して韓国政府は最高裁判決を尊重する立場。そこで、請求権をめぐる53年前の日韓交渉を再検証してみる。

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ジャーナリスト・コリア・レポート編集長

東京生まれ。明治学院大学英文科卒、新聞記者を経て1982年朝鮮問題専門誌「コリア・レポート」創刊。86年 評論家活動。98年ラジオ「アジアニュース」キャスター。03年 沖縄大学客員教授、海上保安庁政策アドバイザー(~15年3月)を歴任。外国人特派員協会、日本ペンクラブ会員。「もしも南北統一したら」(最新著)をはじめ「表裏の朝鮮半島」「韓国人と上手につきあう法」「韓国経済ハンドブック」「北朝鮮100の新常識」「金正恩の北朝鮮と日本」「世界が一目置く日本人」「大統領を殺す国 韓国」「在日の涙」「北朝鮮と日本人」(アントニオ猪木との共著)「真赤な韓国」(武藤正敏元駐韓日本大使との共著)など著書25冊

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