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上野愛咲美女流立葵杯が女流名人挑戦者に 4月14日から藤沢里菜女流名人と再びトップ対決

内藤由起子囲碁観戦記者・囲碁ライター
女流名人挑戦者に決まった直後の上野愛咲美女流立葵杯=2023年3月13日筆者撮影

博多・カマチ杯第34期女流名人戦リーグを上野愛咲美女流立葵杯が全勝で駆け抜け、藤沢里菜女流名人への挑戦を決めました。女流棋聖失冠のショックなど素直に語った上野さんのインタビューを詳しくお届けします。

まずは上野愛咲美女流立葵杯の挑戦までの軌跡をたどりましょう。

女流名人リーグは7人の総当たりで争われます。

初戦は妹の上野梨紗二段でした。姉妹や親子など近親者とはリーグの最初に当てる慣例があります。ここは姉の愛咲美さんが勝利を収めました。

愛咲美「妹は実力が伸びているので、最初に打っておきたかった。対局は途中、(あとでAIの評価値を見ると)50%になっていた。負けるかもと思った回数が一番多かったかもしれません。最初に勝てて勢いに乗れました

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囲碁観戦記者・囲碁ライター

囲碁観戦記者・囲碁ライター。神奈川県平塚市出身。1966年生。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学囲碁部OG。会社員を経て現職。朝日新聞紙上で「囲碁名人戦」観戦記を担当。「週刊碁」「囲碁研究」等に随時、観戦記、取材記事、エッセイ等執筆。囲碁将棋チャンネル「本因坊家特集」「竜星戦ダイジェスト」等にレギュラー出演。著書に『井山裕太の碁 AI時代の新しい定石』(池田書店)『囲碁ライバル物語』(マイナビ出版)、『井山裕太の碁 強くなる考え方』(池田書店)、『それも一局 弟子たちが語る「木谷道場」のおしえ』(水曜社)等。囲碁ライター協会役員、東日本大学OBOG囲碁会役員。

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