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第47期囲碁名人戦七番勝負第3局 井山裕太名人対芝野虎丸九段 写真で綴る舞台裏と雑感

内藤由起子囲碁観戦記者・囲碁ライター
名人戦第3局井山裕太名人(右)と芝野虎丸九段。2022年9月16日=筆者撮影

囲碁名人戦第3局が9月15、16日の2日にわたって大阪府守口市で打たれ、芝野虎丸九段が井山裕太名人に勝って対戦成績を2勝1敗としました。熱戦の舞台裏を雑感とともにお届けします。

芝野九段はAI評価値が一度も悪くならないほぼ完勝で2勝目を挙げました。

完勝なのですが、実は微差。井山名人は投了しましたが、作っても1目半ほどの差だったようです。

ちなみにプロの世界では、1目半以下が細かい勝負、2目半以上は大差、という感覚。

この碁も最後まで打ってつくるかと思っていたところの突然の終局となりました。

検討陣は、立会の山田規三生九段、新聞解説の村川大介九段、youtubeチャンネル朝日新聞囲碁将棋TV解説の佐田篤史七段が中心。

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囲碁観戦記者・囲碁ライター

囲碁観戦記者・囲碁ライター。神奈川県平塚市出身。1966年生。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学囲碁部OG。会社員を経て現職。朝日新聞紙上で「囲碁名人戦」観戦記を担当。「週刊碁」「囲碁研究」等に随時、観戦記、取材記事、エッセイ等執筆。囲碁将棋チャンネル「本因坊家特集」「竜星戦ダイジェスト」等にレギュラー出演。著書に『井山裕太の碁 AI時代の新しい定石』(池田書店)『囲碁ライバル物語』(マイナビ出版)、『井山裕太の碁 強くなる考え方』(池田書店)、『それも一局 弟子たちが語る「木谷道場」のおしえ』(水曜社)等。囲碁ライター協会役員、東日本大学OBOG囲碁会役員。

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