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13歳の仲邑菫二段 初のタイトル挑戦は奪取ならず藤沢里菜女流名人防衛までの裏話

内藤由起子囲碁観戦記者・囲碁ライター
藤沢里菜女流名人(右)に破れた仲邑菫二段。20220年4月16日=筆者撮影

こんなに注目された女流棋戦があっただろうか。

13歳、史上最年少でタイトル戦挑戦者となった仲邑菫二段。迎え撃つは女流四冠の藤沢里菜女流名人。男女関係なくトップ棋士のひとりである藤沢女流名人に仲邑二段がどんな戦いを見せるか注目のシリーズの裏話をご紹介しよう。

 仲邑二段の挑戦が決まった3月31日の記者会見で、藤沢女流名人は「まだ実感がわかなくて」とこたえていた。3、4日たって「そろそろ実感はわきましたか?」ときいてみると、「世界戦(センコーカップワールド碁2022)があるので、そちらに注力していて……」と藤沢女流名人。

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囲碁観戦記者・囲碁ライター

囲碁観戦記者・囲碁ライター。神奈川県平塚市出身。1966年生。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学囲碁部OG。会社員を経て現職。朝日新聞紙上で「囲碁名人戦」観戦記を担当。「週刊碁」「囲碁研究」等に随時、観戦記、取材記事、エッセイ等執筆。囲碁将棋チャンネル「本因坊家特集」「竜星戦ダイジェスト」等にレギュラー出演。著書に『井山裕太の碁 AI時代の新しい定石』(池田書店)『囲碁ライバル物語』(マイナビ出版)、『井山裕太の碁 強くなる考え方』(池田書店)、『それも一局 弟子たちが語る「木谷道場」のおしえ』(水曜社)等。囲碁ライター協会役員、東日本大学OBOG囲碁会役員。

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