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囲碁界の一番熱い日 名人戦リーグ戦一斉対局 落とし合いに生き残るのはだれか

内藤由起子囲碁観戦記者・囲碁ライター
名人戦挑戦者に決まった一力遼天元。左は河野臨九段。=2020年9月、筆者撮影

囲碁名人戦の最終一斉対局が8月6日(金)に打たれる。

井山裕太名人への挑戦者はすでに一力遼天元に決まっているが、見どころは熾烈なリーグ残留争いだ。

リーグ落ちは3人。すでに一足先に全日程が打ち終わっている余正麒八段(2勝5敗)の陥落が決まっているので、可能性のある河野臨九段、本木克弥八段、安斎伸彰七段の3人のうち、2人が落ちることになる。

最終一斉対局の組み合わせは以下の通り。

1芝野虎丸王座(3勝4敗)―7安斎伸彰七段(2勝5敗)

2一力遼天元(7勝0敗)―6山下敬吾九段(4勝3敗)

4許家元十段(5勝2敗)―3河野臨九段(2勝5敗)

5羽根直樹九段(4勝3敗)―7本木克弥八段(3勝4敗)

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囲碁観戦記者・囲碁ライター

囲碁観戦記者・囲碁ライター。神奈川県平塚市出身。1966年生。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学囲碁部OG。会社員を経て現職。朝日新聞紙上で「囲碁名人戦」観戦記を担当。「週刊碁」「囲碁研究」等に随時、観戦記、取材記事、エッセイ等執筆。囲碁将棋チャンネル「本因坊家特集」「竜星戦ダイジェスト」等にレギュラー出演。著書に『井山裕太の碁 AI時代の新しい定石』(池田書店)『囲碁ライバル物語』(マイナビ出版)、『井山裕太の碁 強くなる考え方』(池田書店)、『それも一局 弟子たちが語る「木谷道場」のおしえ』(水曜社)等。囲碁ライター協会役員、東日本大学OBOG囲碁会役員。

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