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ベンジャミンが6回2死までノーノー 8回1安打無失点で2勝目<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
好投のウェス・ベンジャミン(写真:kt wiz/初報から差し替え)

18日のKBOリーグは空気中の大気汚染物質の濃度が基準を超えていたため、チャンウォンの試合が中止に(リーグ通算14度目)。4試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

キウムヒーローズ-KTウィズ(コチョク)は3-0でKTが勝利。KTの先発ウェス・ベンジャミンが8回104球を投げ無失点と好投し、今季2勝目(1敗)を挙げた。

この日のベンジャミンは抜群の安定感を見せ、6回2死でキウムの1番イ・ヨンギュにセンター前ヒットを喫するまで与えた走者は四球の1人のみ。無安打ピッチングを続けた。

ベンジャミンは8回に味方のエラーと四球でこの日初めて得点圏に走者を置くも、6回にヒットを許したイ・ヨンギュをショートゴロに抑えてピンチを切り抜けた。

映像:ベンジャミンの8回表の投球(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇4月18日(木)の結果

・LG 2 - 9 ロッテ(チャムシル)

 勝:パク セウン

 敗:ケリー

・キウム 0 - 3 KT(コチョク)

 勝:ベンジャミン

 敗:デ・ヘスス

・SSG 7 - 5 KIA(インチョン)

 勝:ノ ギョンウン

 敗:チャン ヒョンシク

・サムスン 5 - 2 トゥサン(テグ)

 勝:イ スンヒョン#57

 敗:クァク ピン

・NC 中 止 ハンファ(チャンウォン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ロッテが連敗を8で止める」

最下位10位のロッテジャイアンツはLGツインズに勝利し、連敗を8で止めた。ロッテは21試合を戦い5勝16敗、首位KIAタイガースとのゲーム差は10。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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