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リュ・ヒョンジン好投実らず/チェ・ジョンの468号スンちゃん越えは死球で先送り<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
7回3安打と好投したリュ・ヒョンジン(写真:ハンファイーグルス)

17日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

NCダイノス-ハンファイーグルス(チャンウォン)、ハンファは先発マウンドにリュ・ヒョンジンが今季5度目のマウンドに上がった。

リュ・ヒョンジンは7回98球を投げて被安打3、8つの三振を奪う好投。しかし2-0で迎えた4回裏、ヒットと四球の走者を置いて6番キム・ソンウクに6号3ランを喫して逆転された。

試合はハンファが8回表に1点を挙げて3-3の同点に追いつくも、NCもその裏、1番パク・ミンウの犠牲フライで勝ち越しに成功。試合は4-3でNCが勝利した。

映像:キム・ソンウクの逆転3ラン(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇4月17日(水)の結果

・LG 6 - 5 ロッテ(チャムシル)

 勝:ユ ヨンチャン

 敗:キム ウォンジュン

・キウム 3 - 11 KT(コチョク)

 勝:キム ミンス

 敗:チュ スンウ

・SSG 3 - 11 KIA(インチョン)

 勝:クロウ

 敗:エリアス

・サムスン 9 - 2 トゥサン(テグ)

 勝:レイエス

 敗:キム ヒョジュン

・NC 4 - 3 ハンファ(チャンウォン)

 勝:イム ジョンホ

 敗:チャン シファン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「チェ・ジョンのホームラン新記録はおあずけ」

16日に今季9号ホームランを放ち通算本塁打数がイ・スンヨプ(現トゥサン監督)の467本に並んだチェ・ジョンは、17日のKIAタイガース戦に3番サードで先発出場。

新記録達成に期待が高まる中、1打席目にKIAの先発ウィル・クロウの150キロのツーシームを左脇腹に受けて途中交代した。診断の結果、肋骨の骨折でしばらく戦列を離れることとなった。

チェ・ジョンは通算330個目の死球。2位と100個以上の差をつけてこちらでも歴代1位を記録している。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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