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元広島デビッドソン、2失策のあとに一発と適時打で挽回 チームは3連勝で単独首位に<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
2号ソロを含む2安打2打点のデビッドソン(写真:NCダイノス)

7日のKBOリーグは全5試合が14時開始のデーゲームで行われた。

NCダイノス-SSGランダーズ(チャンウォン)は2回表、SSGはNCの一塁手マット・デビッドソン(元広島)が強いゴロを後ろに逸らし、先頭打者が出塁。二塁に進んだ。SSGは後続打者の内野ゴロの間に1点を先制。デビッドソンはこの回、挟殺プレーでの送球ミスもあり2失策を記録した。

追うNCはその裏、7番キム・ソンウクの3号2ランで2-1と逆転に成功。NCは3回にも1番パク・ミンウに1号ソロが飛び出した。

さらに2死後、4番デビッドソンが下手投げのパク・チョンフンが投じた高めのカーブを叩き、レフトへの2号ソロ。4-1とリードを広げた。

デビッドソンは5回にも無死一、二塁で三塁線を破るタイムリー二塁打。この日3打数2安打2打点を記録し、守備でのミスを挽回した。

試合はNCが10-1で勝利し3連勝。この日敗れたKIAタイガースに代わって単独首位に立った。

デビッドソンはここまでの全13試合に4番ファーストで先発出場し、打率3割2分7厘、2本塁打、8打点を記録している。

ホームランのあとに記念撮影するデビッドソン(写真:NCダイノス)
ホームランのあとに記念撮影するデビッドソン(写真:NCダイノス)

映像:KBOハイライト 4月7日 NC-SSG(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇4月7日(日)の結果

・LG 16 - 7 KT(チャムシル)

 勝:チェ ウォンテ

 敗:キム ミン

・キウム 4 - 3 ハンファ(コチョク)

 勝:チョン ジュンピョ

 敗:イ テヤン

・KIA 3 - 7 サムスン(クァンジュ)

 勝:チェ ハヌル

 敗:チェ ジミン

・ロッテ 7 - 6 トゥサン(プサン)

 勝:キム サンス

 敗:キム ホジュン

・NC 10 - 1 SSG(チャンウォン)

 勝:ハート

 敗:パク チョンフン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「キウムが開幕4連敗のあとに7連勝」

キウムヒーローズはハンファイーグルスに延長11回裏、キム・ヘソンの4号ソロでサヨナラ勝ち。開幕4連敗の後の7連勝となった。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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