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昨季王者のLGが延長11回サヨナラ勝ち 4時間超ゲームを制す<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ナインから祝福されるサヨナラ打のク・ボンヒョク(写真:LGツインズ)

4日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

LGツインズ-NCダイノス(チャムシル)は6回まで両チームが点を取り合い、7-7の同点に。しかし7回以降はどちらもチャンスを生かせず、得点がないまま延長戦に突入した。

11回裏、LGは1死二、三塁とすると、途中出場の5番ク・ボンヒョクの当たりはライト線への浅いフライ。NCの野手陣が追うも追いつかず、LGが8-7のサヨナラ勝ちで4時間16分の熱戦を制した。

サヨナラ打のク・ボンヒョクはプロ6年目の27歳。昨季は軍入隊中で二軍リーグに参加のサンム(国軍体育部隊)でプレーした。今季は開幕から内野のユーティリティープレーヤーとして結果を残している。

映像:ク・ボンヒョクのサヨナラ打(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇4月4日(木)の結果

・LG 8 - 7 NC(チャムシル)

 勝:キム ユヨン

 敗:イ ジュンホ

・SSG 3 - 2 トゥサン(インチョン)

 勝:ムン スンウォン

 敗:パク チグク

・KT 3 - 6 KIA(スウォン)

 勝:イ ウィリ

 敗:クエバス

・ハンファ 6 - 5 ロッテ(テジョン)

 勝:チュ ヒョンサン

 敗:ク スンミン

・サムスン 1 - 10 キウム(テグ)

 勝:フラード

 敗:コナー

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「トゥサン、9回表に追いつくもサヨナラ負けで4連敗」

SSGランダーズ-トゥサンベアーズはトゥサンが1-2で1点を追う9回表、4番キム・ジェファンのライトへの3号ソロで2-2の同点とした。試合は延長戦に突入すると、SSGが10回裏に3番ギレルモ・エレディアの押し出し死球でサヨナラ勝ち。SSGは6連勝、トゥサンの連敗は4となった。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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