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8回終わって6-0で勝利目前も、エラーをきっかけに6-6の同点に。結末は?<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
エラーのチェ・ジフンと抱き合うエレディア(写真:SSGランダーズ)

24日のKBOリーグは1試合が雨で中止。4試合が14時開始のデーゲームで行われた。SSGランダーズ-ロッテジャイアンツ(インチョン)は8回を終わってSSGが6-0でリード。SSGがそのまま逃げ切るかと思われたがひとつのプレーが流れを変えた。

9回表1死、ロッテの6番イ・ジュチャンが放った打球はセンター正面のフライ。それをSSGのセンター、チェ・ジフンが軽くグラブを上に出すも捕り損なって後逸し、打者走者は二塁に進んだ。

ロッテは次打者が倒れて2死となるも連打で1点。さらに四球後、満塁の場面で2番コ・スンミンが一塁線をやぶる走者一掃の二塁打を放ち4-6とした。

さらに続く3番ビクター・レイエスが走者を二塁に置いて、ライトへ1号2ランホームラン。ロッテが6-6の同点に追いついた。

SSGは想定外の9回裏の攻撃を迎えるも、その回の先頭打者5番ギレルモ・エレディアがロッテの抑え、キム・ウォンジュンのカーブをレフトに運ぶ1号サヨナラホームラン。SSGが7-6で辛くも勝利した。SSGは開幕2連勝、ロッテは2連敗。

映像:KBOハイライト 3月24日 SSG-ロッテ(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇3月24日(日)の結果

・LG 4 - 8 ハンファ(チャムシル)

 勝:ペーニャ

 敗:イム チャンギュ

・SSG 7 - 6 ロッテ(インチョン)

 勝:ムン スンウォン

 敗:キム ウォンジュン

・KT 8 - 11 サムスン(スウォン)

 勝:レイエス

 敗:オム サンベク

・KIA 中 止 キウム(クァンジュ)

 勝:

 敗:

・NC 3 - 6 トゥサン(チャンウォン)

 勝:ブランドン

 敗:シン ミンヒョク

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「オ・スンファン2試合で1勝1セーブ」

サムスンライオンズがKTウィズに連勝。サムスンは23日の開幕戦に4番手で登板し勝利投手となったオ・スンファンがこの日はセーブを挙げ、2試合で1勝1セーブとなった。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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