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4位NCが3位SSG相手に準プレーオフ3連勝 プレーオフに進出<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ジェイソン・マーティン(写真:NCダイノス)

ワイルドカード決定戦を勝ち上がったNCダイノス(公式戦4位)と、SSGランダーズ(3位)の準プレーオフ第3戦はNCが7-6で勝利。NCが3連勝でプレーオフ進出を決めた。

試合は序盤から点の取り合いに。NCが初回に3点を先制すると、SSGは2回表にチェ・ジョンのレフトへの満塁ホームランなどで5点を挙げて逆転した。するとNCもその裏、ジェイソン・マーティンの3ランを含む4点を挙げて7-5として再びリードを奪った。

4回表にSSGが1点を入れて1点差に迫るも、5回以降は両チームのリリーフ陣が得点を与えず、NCが7-6の1点差勝利を挙げた。

NCはプレーオフで公式戦2位のKTウィズと対戦。プレーオフは30日からKTの本拠地・スウォンKTウィズパークで第1戦が行われる。プレーオフは準プレーオフと同じく5戦3先勝制で行われる。

◇10月25日(水)の結果

・準プレーオフ第3戦

 NC 7 - 6 SSG (チャンウォン)

 勝:イ ジェハク

 敗:ノ ギョンウン

⇒ 2023年 KBOリーグポストシーズン日程表

◆「アジアプロ野球CS、金メンバーから17人」

11月16日から東京ドームで行われる24歳以下を中心とした国際大会、「アジアプロ野球チャンピオンシップ」の出場メンバー26人が発表になった。韓国代表は今月初め、アジア大会に25歳以下を主体としたメンバーで参加。金メダルを獲得した。アジアプロ野球チャンピオンシップにはその時のメンバー24人のうち17人が名を連ねている。チームを率いるのはアジア大会と同じくリュ・ジュンイル監督(元LG監督)

(関連記事:【APBC】韓国・リュ監督「アジア大会金メダルで世代交代に成功、優勝目指す。4番はノ・シファン」

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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