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ハンファが連敗を4でストップ/PS進出を争うトゥサン7連勝、KIA5連敗<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
7号2ランを放ったニック・ウィリアムズ(写真:ハンファイーグルス)

18日のKBOリーグは16日の雨天中止分2試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

ハンファイーグルス-KTウィズ(テジョン)は6-2でハンファが勝利。8位のハンファは連敗を4で止め、2位のKTは連勝がストップした。

ハンファは0-1で迎えた2回裏、相手内野陣のエラーをきっかけにノーヒットで2点を挙げて逆転。3回には4番ニック・ウィリアムズに7号2ランが出てリードを広げた。

また5位までが進出可能なポストシーズン行きを争う、4位トゥサンベアーズと5位KIAタイガースのクァンジュでの対戦は8-4でトゥサンが勝利。トゥサンは7連勝、KIAは5連敗で両チームのゲーム差は2に広がった。

KIAを追う6位のSSGランダーズも現在5連敗中。5、6位のゲーム差は0。

◇9月18日(月)の結果

・ハンファ 6 - 2 KT(テジョン)

 勝:イ テヤン

 敗:キム ミン

・KIA 4 - 8 トゥサン(クァンジュ)

 勝:クァク ピン

 敗:ファン ドンハ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「チャムシルのドーム球場建設」

ソウル市がドーム球場建設計画を発表。コンベンションセンターを併設した複合施設となる。建設地は現在のチャムシル球場を解体撤去した跡地で、建設期間の2026年から31年までの6シーズン、同球場を本拠地とするトゥサンとLGツインズはホーム球場を失うこととなった。

両球団は球場に隣接する競技場を野球仕様に改装し、一時的に使用することを求めているがソウル市は周辺工事との兼ね合いで安全管理上難しいとしている。今後については2球団とKBOがソウル市と話し合いを行うとしている。

(詳細:ソウル市がチャムシル球場を解体しドーム球場を建設 工事の6年間トゥサン、LGの本拠地はどこに?

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

この日ロッテの試合はなかった。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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