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右ひじ痛から復帰のフェッドが貫録の6回1安打無失点 単独トップの11勝目を挙げる<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
11勝目を挙げたフェッド(写真:NCダイノス)

28日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

トゥサンベアーズ-NCダイノス(チャムシル)は4-1でNCが勝利。NCの先発エリック・フェッドが右ひじ痛の休養明け、6月9日以来の登板で好投を見せた。

フェッドはカットボール、ツーシーム、チェンジアップをストライクゾーンの高低、左右にきっちりと決め、5回1死までノーヒットピッチング。トゥサン打線にバッティングをさせなかった。

6回79球を投げて被安打1、無失点のフェッドは9連勝。リーグ単独トップの11勝目(1敗)を挙げた。防御率も1.61でトップに立っている。NCは連敗を5で止めた。

◇6月28日(水)の結果

・トゥサン 1 - 4 NC(チャムシル)

 勝:フェッド

 敗:チャン ウォンジュン

・SSG 6 - 8 LG(インチョン)

 勝:パク ミョングン

 敗:ノ ギョンウン

・ハンファ 6 - 4 KT(テジョン)

 勝:キム ボムス

 敗:ソン ドンヒョン

・KIA 5 - 7 キウム(クァンジュ)

 勝:イ ミョンジョン

 敗:ファン ドンハ

・ロッテ 9 - 6 サムスン(プサン)

 勝:シム ジェミン

 敗:スアレス

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ハンファ3年9か月ぶりの6連勝」

ハンファイーグルスがKTウィズに勝って6連勝。ハンファの6連勝は2019年9月以来、約3年9か月ぶりとなった。9位のハンファは8位のKIAタイガースとのゲーム差を0.5に縮めている。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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