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5連勝と4連敗、ゲーム差なしの両チームの対戦。結末は?<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
決勝打のキム・ジェホ(左。写真:トゥサンベアーズ)

23日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

5連勝の5位キウムヒーローズと、4連敗でキウムをゲーム差なしで追う6位トゥサンベアーズがコチョクスカイドームで対戦。

キウムの先発チャン・ジェヨンが5回1失点、トゥサンも先発のクァク・ピンが6回1失点と役割を果たし、1-1の同点で終盤に突入した。

トゥサンは7回裏、二塁打で出塁の走者がパスボールで三塁に進塁後、8番キム・ジェホが低めのスライダーにバットを合わせ、センター前に運ぶヒット。2-1と勝ち越しに成功した。

追うキウムはその裏、ヒットと死球、四球で無死満塁のチャンスを作るも、1番に入ったイム・ジヨルがサードゴロ。本塁封殺後、捕手の一塁への送球がイム・ジヨルの背中に当たった。リプレー検証の結果、打者走者がファウルラインの内側を走った守備妨害とみなされてダブルプレーとなった。

試合はそのまま2-1でトゥサンが勝利し連敗をストップ。5、6位が入れ替わった。

◇6月23日(金)の結果

・LG 1 - 2 ロッテ(チャムシル)

 勝:パク セウン

 敗:コ ウソク

・キウム 1 - 2 トゥサン(コチョク)

 勝:クァク ピン

 敗:ハ ヨンミン

・SSG 6 - 0 サムスン(インチョン)

 勝:キム グァンヒョン

 敗:ペク チョンヒョン

・KIA 3 - 10 KT(クァンジュ)

 勝:クエバス

 敗:ファン ドンハ

・NC 2 - 6 ハンファ(チャンウォン)

 勝:サンチェス

 敗:ワイドナー

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「4球場で試合時間2時間台」

この日、キウム-トゥサンを除く4試合が試合時間2時間台で終わった。今季のKBOリーグの平均試合時間は3時間11分(延長戦を含むと3時間16分)。

ちなみにNPBは3時間6分(同3時間11分)で、例年KBOの方が長い傾向にあるが、2019年はKBOが3時間8分(3時間11分)でNPBの3時間16分(3時間21分)より短かった。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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