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バッテリーの活躍でNCが1-0で勝利し4連勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
2勝目を挙げたシン・ミンヒョク(写真:NCダイノス)

11日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

NCダイノス-KTウィズ(チャンウォン)はNCシン・ミンヒョク、KTボー・サルサーの両先発投手が5回まで得点を与えず、後半戦に突入した。

NCは6回裏、ヒットと送りバント、内野ゴロで三塁に進んだ走者を置いて、2番に座るキャッチャーのパク・セヒョクがセンターへタイムリーヒット。NCが1点を先制した。

両チームの得点はこの1点のみで試合はNCが1-0で勝利。NCの先発シン・ミンヒョクは再三得点圏に走者を置きながらも、得意のチェンジアップで打ち取り、6回6安打無失点で2勝目を挙げた。一方KTのサルサーは7回を投げて散発4安打、NC打線を1点に抑えるも援護なく初黒星となった。

◇4月11日(火)の結果

・トゥサン 6 - 4 キウム(チャムシル)

 勝:パク チグク

 敗:キム ドンヒョク

・サムスン 4 - 5 SSG(テグ)

 勝:ノ ギョンウン

 敗:イ スンヒョン

・KIA 4 - 5 ハンファ(クァンジュ)

 勝:キム ボムス

 敗:チョン ヘヨン

・ロッテ 6 - 5 LG(プサン)

 勝:シン ジョンラク

 敗:チョン ウヨン

・NC 1 - 0 KT(チャンウォン)

 勝:シン ミンヒョク

 敗:サルサー

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「全球場僅差のゲームに」

11日は4球場で1点差ゲーム、もう1試合も2点差と各球場とも接戦となった。この日の結果で首位のSSGランダーズは5連勝。一方で7位タイのキウムヒーローズと9位のサムスンライオンズは5連敗となった。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

LGツインズ戦に2番センターで先発出場。1打席目セカンドゴロ、2打席目左中間を破る二塁打、3打席目レフトフライ、4打席目も2打席目と同じような左中間への二塁打を放った。4打数2安打。

⇒ 安田権守、レギュラーで打率3割残すも「現実は甘くなかった」 来季(今季)はロッテジャイアンツでプレー

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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