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李大浩、引退試合でタイムリー二塁打、マウンドにも上がって投ゴロに抑える<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
始球式で捕手、打者を務めたイ・デホと娘。投手は長男(写真:ロッテジャイアンツ)

8日のKBOリーグは全5試合が17時開始で行われた。

この日で7球団が公式戦全日程を終了。3、4位以外の順位が確定している。

ロッテジャイアンツ-LGツインズ(プサン)では、日本でもプレーしたロッテのイ・デホ内野手(40歳)が4番一塁で先発出場。現役ラストゲームとなった。1打席目に先制のセンターオーバーの二塁打。2打席目は高いバウンドのサードゴロ併殺打、3打席目もセカンドゴロ併殺打、4打席目はショートフライだった。

また8回表、プロ入り時投手として入団したイ・デホは、ロッテの4番手としてマウンドに上がった。LGは代打に抑え投手のコ・ウソクを送り対戦。イ・デホは軽快な守備でピッチャーゴロに打ち取ると、再び一塁の守備に戻った。試合は3-2でロッテが勝利した。

(関連記事:40歳の李大浩、引退目前も首位打者争い 「まだ日本でやれる自信はある。ソフトバンクは雇ってくれる?」

イ・デホは今季、打率3割3分1厘、23本塁打、101打点という好成績を残して、22年間の現役生活を終えた。

なお、イ・デホの引退試合当日の詳報ドキュメントは、追って本欄・Yahoo!ニュース個人にて掲載する。

◇10月8日(土)の結果

・トゥサン 1 - 5 キウム(チャムシル)

 勝:アン ウジン

 敗:チェ ウォンジュン

・サムスン 6 - 1 SSG(テグ)

 勝:スアレス

 敗:パク チョンフン

・KIA 2 - 7 KT(クァンジュ)

 勝:オム サンベク

 敗:ナム ハジュン

・ロッテ 3 - 2 LG(プサン)

 勝:チェ ジュンヨン

 敗:チェ ドンファン

・NC 6 - 5 ハンファ(チャンウォン)

 勝:ソン ミョンギ

 敗:ユン デギョン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2022年 KBOリーグポストシーズン日程表(ストライク・ゾーン)

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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