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5位確定のKIAが4年ぶりにポストシーズン進出 4位とワイルドカード決定戦で対戦<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ナ・ジワン(写真:KIAタイガース)

7日のKBOリーグは3試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

5位のKIAタイガースは3位KTウィズと対戦し11-1で勝利。KIAは143試合目で5位が確定し、ポストシーズン進出を決めた。

就任1年目のキム・ジョングク監督が率いるKIAの今季の成績は、70勝72敗1分け。ポストシーズン出場は2018年以来4年ぶりとなる。

現時点で順位が確定していないのはKTとキウムヒーローズの3位争い。両チームはゲーム差なしで現在3位のKTが残り3試合、4位キウムはあす8日に最終戦を迎える。3位は準プレーオフに進み、4位はKIAとのワイルドカード決定戦を戦う。

⇒ 2022年 ポストシーズン日程表(ストライク・ゾーン)

また、この日のKIAはチーム生え抜きの外野手、ナ・ジワンの引退試合を実施。KIAの全選手がナ・ジワンの背番号29を背負った。

ナ・ジワンは8回裏に代打で出場しサードファールフライ。9回表にレフトの守りについた。08年に檀国大からKIA入りしたナ・ジワンは、プロ15年間で221本塁打を記録。09年には韓国シリーズ第7戦でサヨナラアーチを放って、チームを12年ぶりの優勝に導くなど、長年チームの4番打者として活躍した。

◇10月7日(金)の結果

・トゥサン 2 - 8 サムスン(チャムシル)

 勝:ウ ギュミン

 敗:クァク ピン

・KIA 11 - 1 KT(クァンジュ)

 勝:ノリン

 敗:ソ ヒョンジュン

・NC 2 - 7 LG(チャンウォン)

 勝:カン ヒョジョン

 敗:ダーモディ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◇2軍の全日程が終了

2軍(フューチャーズリーグ)の全日程が終了。北部リーグはハンファイーグルスが1位、以下LG、コヤンヒーローズ(キウムの2軍)、SSGランダーズ、トゥサンベアーズの順。南部リーグはサンム(国軍体育部隊)が1位、NC、サムスンライオンズ、ロッテジャイアンツ、KT、KIAと続いた。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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