Yahoo!ニュース

20歳の内野手が今季2本目の満塁弾 10号逆転アーチでダーモディを援護<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
10号満塁弾を放ったキム・ジュウォン(写真:NCダイノス)

14日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

NCダイノス-サムスンライオンズ(チャンウォン)はホームラン3本で7点を挙げたNCが7-2で勝利。NCは2点を追う4回裏、1死満塁で9番キム・ジュウォンが放った逆転満塁弾が決勝打となっている。

キム・ジュウォンは高卒2年目の20歳。スイッチヒッターの内野手でショートまたはセカンドを守っている。この日の一発が第10号で満塁アーチは8月25日に続いて今季2本目だ。

7回を投げたNCの先発マット・ダーモディ(元西武)は、サムスン打線を4回にホセ・ピレラ(元広島)に喫した2ランの2点に抑えて、2勝目(2敗)を挙げている。

◇9月14日(水)の結果

・トゥサン 5 - 0 LG(チャムシル)

 勝:クァク ピン

 敗:イム チャンギュ

・ハンファ 4 - 1 KT(テジョン)

 勝:ペーニャ

 敗:デスパイネ

・KIA 0 - 2 キウム(クァンジュ)

 勝:ヨキッシュ

 敗:ノリン

・ロッテ 1 - 3 SSG(プサン)

 勝:モリマンド

 敗:ナ ギュンアン

・NC 7 - 2 サムスン(チャンウォン)

 勝:ダーモディ

 敗:ウォン テイン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「最下位ハンファ40勝目」

最下位のハンファイーグルスがKTウィズに勝利し、今季40勝目を挙げた。ハンファは2020、21年と40勝台。今季の残り試合は18となっている。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

この日トゥサンは2軍戦がなかった。

⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

室井昌也の最近の記事