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高速守護神コ・ウソクが最速157キロで8月無失点締め リーグトップの33セーブ目<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

31日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

LGツインズ-NCダイノス(チャムシル)はLGのリリーフ陣が好継投。先発のイ・ミンホが降板した4回2死以降、7人の投手がマウンドに上がりNC打線を1安打無失点に抑えた。

試合は5-3でLGが勝利しLGは4連勝。首位SSGランダーズが敗れたため、2位LGとのゲーム差は6に縮まった。

LGのクローザー、コ・ウソクは8番手として登板し、9回を打者3人で締めてリーグトップの33セーブ目。この日の最速は157キロだった。今月のコ・ウソクは9試合いずれも無失点ピッチングを見せ、6セーブを挙げている。

◇8月31日(水)の結果

・LG 5 - 3 NC(チャムシル)

 勝:イ ウチャン

 敗:ルチンスキー

・キウム 5 - 4 ロッテ(コチョク)

 勝:イ ミョンジョン

 敗:パク セウン

・KT 5 - 2 トゥサン(スウォン)

 勝:コ ヨンピョ

 敗:ブランドン

・ハンファ 3 - 4 KIA(テジョン)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:ラミレス

・サムスン 2 - 1 SSG(テグ)

 勝:オ スンファン

 敗:ソ ジンヨン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「WBC東京プールのチケット発売開始」

来年3月に行われる第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の東京開催分の通し券が、29日から発売となった。席種別に東京ドームでの7日間の全試合が見られるパックと、1次ラウンドの5日間パックがある。韓国は日本と同組のプールB。両者の対戦は3月10日に予定されている。

野球日本代表・侍ジャパンはWBCを前に今年11月、日本ハム、巨人、オーストラリア代表と強化試合を実施。一方、韓国はリーグ発足40周年を記念し、メジャーリーグ選抜との親善試合を予定している。

(関連記事:メジャー軍団が11月に韓国で「100年ぶり」の親善試合 近年はKBOからMLB入りする選手も

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

コヤンヒーローズ(キウムの2軍)との試合に1番指名打者で先発出場。4度打席がまわりショートファールフライ、セカンドゴロ、レフトフライ、セカンドゴロだった。

⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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