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パク・ピョンホ本塁打王争い独走の18号 通算350号まであと5本<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
18号2ランを放ったパク・ピョンホ(写真:kt wiz/初報から差し替え)

15日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

KTウィズ-SSGランダーズ(スウォン)はKTが6-3で勝利。前日、打者1人を打ち取ってプロ初勝利を挙げたKTのイ・チェホが、この日は2番手として1回を投げて2勝目を挙げた。

打ってはKTの4番パク・ピョンホが3回裏、SSGの先発イバン・ノバが投じた外角低めのカーブをすくい上げて18号2ランホームランを放った。

パク・ピョンホは現在、ホームラン王争いを独走中。20本の大台に乗せると、リーグ初の9シーズン連続20本塁打となる(米球界に在籍した16~17年を除く)。また通算345本塁打は歴代6位。あと2本で347本のチェ・ヒョンウ(KIA)と並ぶ。

◇6月15日(水)の結果

・LG 3 - 6 サムスン(チャムシル)

 勝:ホ ユンドン

 敗:イ ミンホ

・キウム 3 - 4 トゥサン(コチョク)

 勝:イ ヨンハ

 敗:エップラー

・KT 6 - 3 SSG(スウォン)

 勝:イ チェホ

 敗:ノバ

・ハンファ 5 - 11 ロッテ(テジョン)

 勝:バーンズ

 敗:ユン デギョン

・NC 7 - 2 KIA(チャンウォン)

 勝:ハ ジュンヨン

 敗:イム ギヨン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

映像:6月15日の試合結果紹介(「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ))

◆「アン・ヨンミョン引退」

KTはアン・ヨンミョン投手(37)の現役引退を発表した。アン・ヨンミョンは2003年にドラフト1次指名でハンファイーグルスに入団。先発、中継ぎとして長年ハンファ投手陣の中心的役割を担った。他球団では10年に1シーズンKIAに在籍。21年から今季までKTでプレーした。通算成績は575試合62勝57敗16セーブ62ホールド、防御率4.90。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

キウムヒーローズ戦に1番打者としてライトではなく、今季初めてセンターで先発出場。1打席目レフト線に二塁打、後続のタイムリーで先制のホームを踏んだ。2打席目はエップラーのカーブをピッチャー返しのヒット、3打席目は一、二塁間を破るヒット。4打席目四球、5打席目はピッチャーゴロだった。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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