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元ヤクルト・ブキャナン3勝目、元広島・ピレラ打率1位、呉昇桓7Sでサムスン4連勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
左からブキャナン、ピレラ、オ・スンファン(写真:サムスンライオンズ)

7日のKBOリーグは全5試合が17時開始で行われた。

ロッテジャイアンツ-サムスンライオンズ(プサン)はサムスンの先発デービッド・ブキャナン(元ヤクルト)が、ロッテ打線を6回4安打1失点に抑え、サムスンが4-1で勝利。連勝を4に伸ばした。ブキャナンは今季3勝目(3敗)。KBOリーグ3年目で対ロッテ戦初勝利となった。

サムスンは2番のホセ・ピレラ(元広島)がダメ押し3号ソロを含む2安打で、打率を4割3厘としてリーグ単独トップに。9回裏には抑えのオ・スンファンが、4番イ・デホから始まるロッテの攻撃を3人で締めて7セーブ目を挙げている。

この日の対戦は両チームがオールドユニフォームを着用する、「クラシックシリーズ」として行われた。

◇5月7日(土)の結果

・トゥサン 11 - 8 KT(チャムシル)

 勝:チョン チョルウォン

 敗:チュ グォン

・キウム 0 - 3 SSG(コチョク)

 勝:ポントゥ(フォント)

 敗:アン ウジン

・ハンファ 4 - 5 KIA(テジョン)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:パク ユンチョル

・ロッテ 1 - 4 サムスン(プサン)

 勝:ブキャナン

 敗:キム ジンウク

・NC 3 - 6 LG(チャンウォン)

 勝:キム デユ

 敗:ルチンスキー

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「アジア大会延期に」

今年9月に中国・杭州で開催が予定されていたアジア大会が、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で開催延期と6日発表になった。韓国は野球競技に24歳以下を中心とした代表メンバーを構成、リュ・ジュンイル監督(前LG監督)が率いる予定になっていた。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

KTウィズ戦に1番ライトで先発出場。1打席目ショートゴロ、3回の2打席目にショートへの内野安打で6試合連続ヒット。3打席目空振り三振、4打席目は7回裏1死一塁でピッチャー返しのセンター前ヒット、5打席目は四球で歩き無死満塁のチャンスを作った。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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