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生き残りをかけた壮絶「5位以下ゲーム」 ポストシーズン目指す3チームが5割で並ぶ<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
イ・デウン(KT)からトップタイ32号を放ったナ・ソンボム(写真:NCダイノス)

19日の韓国KBOリーグは4試合がナイトゲームで行われました。

公式戦の残り試合が10試合前後となる中、ポストシーズン進出ラインの5位争いが激しくなっています。

この日は貯金1の5位SSGランダーズが敗れ、ともに借金1の6位キウムヒーローズ、7位NCダイノスが勝利したため、3チームが勝率5割の5位で並びました。

1リーグ10球団制のKBOリーグは公式戦144試合を戦い、5位以上がポストシーズンに進出。4、5位での「ワイルドカード決定戦」皮切りに、その勝者が3位と「準プレーオフ」を戦います。準プレーオフに勝つと2位との「プレーオフ」に進出し、プレーオフ勝者と1位が「韓国シリーズ」でその年の王者を争います。

現在、1位KTウィズ、2位サムスンライオンズ、3位LGツインズが2.5差で争い、3位と5ゲーム差の4位がトゥサンベアーズです。

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「チェ・ジョンがスンヨプに次ぐ史上2人目の400本塁打」

SSGのチェ・ジョン選手がKIA戦の4回表に32号ソロを放ち、通算400本塁打を達成しました。467本を記録したイ・スンヨプさん(元サムスン)に次ぐ史上2人目となります。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

サムスン戦の9回裏、パク・コンウ選手に代わってライトの守備に入りました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が4試合の結果です。

◇10月19日(火)の結果

・LG 4 - 5 キウム(チャムシル)

 勝:アン ウジン

 敗:イム チャンギュ

・サムスン 0 - 5 トゥサン(テグ)

 勝:ミランダ

 敗:モンゴメリー

・KIA 5 - 4 SSG(クァンジュ)

 勝:イ ジュンヨン

 敗:キム ゴンウ

・NC 4 - 2 KT(チャンウォン)

 勝:パーソンズ

 敗:ペ ジェソン

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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