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首位KTが70勝一番乗り ホイングが満塁弾含む3安打/イ・デホ通算350本塁打<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
3安打のジャレド・ホイング(写真:kt wiz/初報から差し替え)

7日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

首位のKTウィズはキウムヒーローズに9-2で勝利し、126試合目で70勝一番乗りです。KTは先発のオム・サンベク投手が6回2失点で4勝目(1敗)を挙げています。

この試合で5番ジャレド・ホイング選手が9号満塁弾を含む3安打4打点と活躍。途中加入のホイング選手は50試合に出場し打率2割5分5厘ですが、10月に入って好調で29打数13安打、打率4割4分8厘を記録しています。

またこの日は6月に雨天中断によりサスペンデッドゲームとなった、トゥサンベアーズ-ロッテジャイアンツ(チャムシル)が夕刻に7回途中から再開され、ロッテが7-6で勝利を収めました。

(関連記事:接戦の7回途中に突然の豪雨 サスペンデッドゲームとなって続きは10月に

◆「イ・デホ通算350本塁打達成」

ロッテのイ・デホ選手が、トゥサン戦の1-1で迎えた7回表にライトへ18号ソロ。この一打が決勝打となりました。イ・デホ選手はKBOリーグ史上4人目の350本塁打を達成しています。NPBでの98本、MLBでの14本を合わせると462本です。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

ロッテ戦の9回表、パク・コンウ選手に代わってライトの守備に入りました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇10月7日(木)の結果

・トゥサン 2 - 7 ロッテ(チャムシル)

 勝:キム ドギュ

 敗:ホン ゴンヒ

・KT 9 - 2 キウム(スウォン)

 勝:オム サンベク

 敗:チェ ウォンテ

・ハンファ 4 - 3 SSG(テジョン)

 勝:チュ ヒョンサン

 敗:キム テクヒョン

・KIA 1 - 8 LG(クァンジュ)

 勝:ペ ジェジュン

 敗:タカハシ

・NC 4 - 5 サムスン(チャンウォン)

 勝:ムン ヨンイク

 敗:キム ヨンギュ

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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