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LGが大勝し4連勝 売り出し中の育成出身21歳が初の3安打<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
自身初の3安打を記録したムン・ボギョン(写真:LGツインズ)

30日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

3位のLGツインズと4位のトゥサンベアーズがチャムシル球場で対戦。LGは14安打と相手の5失策で得点の機会を得て、3回を除き毎回得点。12-4で勝利し4連勝を飾りました。

LGは5月に育成選手から昇格し、今季売り出し中の左打者ムン・ボギョン選手が4打数3安打2打点。83試合目の出場で初の3安打を記録しました。この日のムン・ボギョン選手は9番一塁で先発出場し、レフト前ヒット、レフト線への二塁打、レフトの前に落ちるヒットという内容でした。

ムン・ボギョン選手はここまで打率2割4分9厘、8本塁打、38打点という成績です。

◆「イ・デホ2000安打まであと1本」

イ・デホ選手(ロッテ)がKTウィズ戦に3番指名打者で出場し、4打数3安打でKBOリーグ通算2000安打まであと1本としています。ロッテはあす10月1日、地元プサンでKTとダブルヘッダーです。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

LGツインズ戦の8回裏、パク・コンウ選手に代わってライトの守備に入り、9回表の打席ではレフトフライでした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇9月30日(木)の結果

・LG 12 - 4 トゥサン(チャムシル)

 勝:チェ ソンフン

 敗:ロケット

・サムスン 6 - 2 ハンファ(テグ)

 勝:ブキャナン

 敗:キンガム

・KIA 0 - 2 キウム(クァンジュ)

 勝:アン ウジン

 敗:ユン ジュンヒョン

・ロッテ 8 - 4 KT(プサン)

 勝:ストレイリー

 敗:ペ ジェソン

・NC 6 - 2 SSG(チャンウォン)

 勝:ルチンスキー

 敗:イ テヤン

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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