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直球は7球に1球の19歳右腕 変化球が冴え6回1失点の好投<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ソ・ヒョンジュン(写真:kt wiz)

25日の韓国KBOリーグは1試合が雨で中止。4試合がナイトゲームで行われました。

KTウィズ-SSGランダーズ(スウォン)は首位のKTが7-1で勝利。KTの先発ソ・ヒョンジュン投手が6月26日以来の4勝目(4敗)を挙げています。

昨年のドラ1、19歳のソ・ヒョンジュン投手は6回87球を投げて被安打4、失点1。奪った三振は5つでした。投球の大半を変化球が占め、最も多い球種はカットボールの33球。以下、チェンジアップ19球、ツーシーム16球、カーブ7球、直球は12球という投球内容でした。

変化球で空振りを誘い、野手の間を抜けようかという打球は味方の好守もあってSSG打線を1点に抑えています。

◆「チーム全員がひげマスク」

この日ロッテジャイアンツと対戦したKIAタイガースの先発は、毛先をカールさせた口ひげがトレードマークのダニエル・メンデン投手。ということでKIAの選手、コーチと来場したファンは口ひげがデザインされたマスクを着用しました。メンデン投手は5回7安打4失点で4勝目(2敗)を挙げています。

(関連記事:ひげと投球のクセが強い助っ投を捕手が攻守でバックアップ チームの連敗を4で止める

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

NCダイノス戦は雨で中止でした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が4試合の結果です。

◇8月25日(水)の結果

・LG 3 - 3 サムスン(チャムシル)

 勝:

 敗:

・キウム 2 - 7 ハンファ(コチョク)

 勝:キム ギジュン

 敗:イ スンホ

・KT 7 - 1 SSG(スウォン)

 勝:ソ ヒョンジュン

 敗:チェ ミンジュン

・KIA 11 - 6 ロッテ(クァンジュ)

 勝:メンデン

 敗:チェ ヨンファン

・NC 中 止 トゥサン(チャンウォン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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