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除隊後の初戦で4安打の24歳、2戦目は4番に座り決勝2点適時打の活躍<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
決勝打を放ったキム・テヨン(写真:ハンファイーグルス)

17日の韓国KBOリーグは2試合が降雨ノーゲーム、3試合がナイトゲームで行われました。

ハンファイーグルス-サムスンライオンズ(テジョン)は4-2でハンファが勝利。ハンファは1-2で1点を追う5回裏2死二、三塁でキム・テヨン選手のセンターへの2点タイムリーヒットで逆転し、この一打が決勝打となりました。

キム・テヨン選手は7月に軍服務を終えて復帰。二軍戦出場を経て15日のNCダイノス戦に8番サードで今季一軍初出場すると4打数4安打の活躍を見せました。そしてこの日のサムスン戦では4番に座り、決勝打を含む4打数2安打2打点を記録しています。ハンファは連敗を3でストップ。敗れたサムスンは4連敗です。

◆「ハンファが地元での連敗を9で止める」

85試合目で30勝に到達した最下位のハンファはリーグ唯一の勝率3割台。ここまで地元テジョンで9連敗中でしたが、この日の勝利で連敗を止めました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

コヤンヒーローズ(キウム2軍)との2軍戦に7番センターで先発出場。4打数2安打1打点1四球で5回のセカンドへの内野安打が決勝打になっています。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が3試合の結果です。

◇8月17日(火)の結果

・トゥサン 中 止 KIA(チャムシル)

 勝:

 敗:

・SSG 中 止 NC(インチョン)

 勝:

 敗:

・KT 5 - 5 LG(スウォン)

 勝:

 敗:

・ハンファ 4 - 2 サムスン(テジョン)

 勝:キンガム

 敗:モンゴメリー

・ロッテ 1 - 0 キウム(プサン)

 勝:フランコ

 敗:チェ ウォンテ

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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