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韓国代表が大会前の強化試合初戦で完勝【東京五輪・野球】

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
コチョクスカイドーム(写真:ストライク・ゾーン)

東京オリンピックに参加する野球韓国代表は23日、韓国・ソウルのコチョクスカイドームで初の強化試合(評価戦)を行い、軍服務中の選手で構成される2軍リーグ所属のサンム(国軍体育部隊)と対戦し9-0で完勝した。

韓 1 4 0 0 0 0 4 0 0  9

サ 0 0 0 0 0 0 0 0 0  0

韓国は5人の投手がサンム打線を4安打無失点に抑える完封リレー。打線はほとんどの打者が久々の実戦を感じさせない鋭い振りを見せ、11安打を放って9点を挙げた。

投手では先発候補のウォン・テイン(サムスン)、チェ・ウォンジュン(トゥサン)が持ち前の打たせて取る投球で、どちらも3回を投げて1安打無失点と好投。

打線では8番のオ・ジファン(LG)が二塁打3本と2四球で5打席すべてに出塁。途中出場のチェ・ジュファン(SSG)が7回にダメ押しの3ランを放ち、存在をアピールした。

◇先発オーダー

中 パク・ヘミン(サムスン)

左 イ・ジョンフ(キウム)

指 キム・ヒョンス(LG)

右 カン・ベクホ(KT)

一 オ・ジェイル(サムスン)

捕 カン・ミンホ(サムスン)

三 ホ・ギョンミン(トゥサン)

遊 オ・ジファン(LG)

二 キム・ヘソン(キウム)

◇バッテリー

投 ウォン・テイン(サムスン)、○チェ・ウォンジュン(トゥサン)、チャ・ウチャン(LG)、チョ・サンウ(キウム)、オ・スンファン(サムスン)

捕 カン・ミンホ(サムスン)、ヤン・ウィジ(NC)

韓国代表は当初、23日に24歳以下を中心とした選抜チームと対戦する予定だったが、感染症の影響により翌24日のオールスター戦と共に中止に。急遽23、24日に強化試合が再編成された。

強化試合は24日17時からにLGツインズ、25日14時からキウムヒーローズ戦が行われ、韓国代表は26日に東京入りする予定だ。

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韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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