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SK、ロマック(元DeNA)が2発6打点も、10-2から15-16の大逆転負け<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
先制2ランを放った元DeNAのロマック(写真:SKワイバーンズ)

8日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

インチョンSK幸福ドリーム球場のSKワイバーンズ-キウムヒーローズは、SKが初回に4番ジェイミー・ロマック選手(元DeNA)の20号2ランで先制。

SKはロマック選手が4回裏1死一、二塁でレフトにタイムリーヒットを放つなど得点を重ね、4回を終わって10-2と大量リードしました。

しかしキウムは5回に7点を挙げて反撃。10-9と1点差に迫られたSKは5回裏、ロマック選手がこの日2本目となる21号3ランを放ち、13-9と再びリードを広げます。

その後、両チーム2点ずつを入れ、SKが15-11、4点リードで迎えた9回表、キウムは5点を挙げて大逆転。最大8点のビハインドをひっくり返したキウムが16-15で勝利しました。

SKはロマック選手が2本のホームランを含む、4安打6打点と大活躍するも、痛い敗戦で10連敗です。

◆「SK、シーズン終了までパク・キョンワン代行体制で」

6月の試合中に卒倒して以来現場を離れ、今月復帰したSKのヨム・ギョンヨプ監督が再び休養。今季の残りゲームはパク・キョンワンヘッドコーチが再度、代行監督として指揮を執ることになりました。SKは8日の敗戦で70敗目。10位(最下位)ハンファイーグルスと2.5ゲーム差の9位です。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

コヤンヒーローズ(キウム2軍)との2軍戦の出場はありませんでした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇9月8日(火)の結果

・トゥサン 8- 0 KT(チャムシル)

 勝:アルカンタラ

 敗:ペ ジェソン

・SK 15-16 キウム(インチョン)

 勝:チョ ソンウン

 敗:ソ ジンヨン

・サムソン 2- 4 ハンファ(テグ)

 勝:チョン ウラム

 敗:チャン ピルチュン

・KIA 3- 2 LG(クァンジュ)

 勝:ホン サンサム

 敗:チン ヘス

・NC 14- 2 ロッテ(チャンウォン)

 勝:ソン ミョンギ

 敗:ソン スンジュン

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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