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抜群の安定感 KIAブルックスが7回1失点、無四球10三振で9勝目<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
9勝目を挙げたアーロン・ブルックス(写真:KIAタイガース)

6日の韓国KBOリーグは5試合が14時開始で行われました。なおサムスンライオンズ-NCダイノス(テグ)のダブルヘッダー第2試合は雨で中止になっています。

ハンファ生命イーグルスパークのハンファイーグルス-KIAタイガースは8-4でKIAが勝利。KIAの先発アーロン・ブルックス投手が好投し、9勝目(4敗)を挙げました。

ブルックス投手はストライクゾーンからボールになる縦のスライダーでハンファ打線を料理。7回を投げて奪った10三振のうち、8つが空振り三振でした。

許したヒットは散発の4本。6回に9番イ・ヘチャン選手に喫した、ソロホームランの1点に抑えました。

抜群の安定感を見せるブルックス投手はこの日も無四球。3試合続けてフォアボールを与えず、23イニング無四球が続いています。

◆「SK監督、再び欠場」

6月25日の試合中に卒倒し、その後休養。9月1日に復帰したSKワイバーンズのヨム・ギョンヨプ監督は6日午前、体調が悪化し検診を受けるため病院に向かい、試合を欠場しました。この日の試合は再びパク・キョンワンヘッドコーチが監督代行を務めました。SKはトゥサンベアーズに敗れて9連敗です。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

6日、SKワイバーンズとの2軍戦は感染症防疫のため、中止となりました。

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以下が5試合の結果です。

◇9月6日(日)の結果

・トゥサン 10- 0 SK(チャムシル)

 勝:ハム ドクチュ

 敗:オ ウォンソク

・キウム 7- 8 KT(コチョク)

 勝:イ ボグン

 敗:チョ ソンウン

・ハンファ 4- 8 KIA(テジョン)

 勝:ブルックス

 敗:カン ジェミン

・サムスン 5- 3 NC(テグ)

 ダブルヘッダー第1試合

 勝:ライブリー

 敗:シン ミンヒョク

・サムスン 中 止 NC(テグ)

 ダブルヘッダー第2試合

 勝:

 敗:

・ロッテ 1- 7 LG(プサン)

 勝:イム チャンギュ

 敗:サンプソン

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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