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韓国を代表するヒットマシーンが大爆発 サヨナラ弾を含む4安打の活躍<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
サヨナラ弾のキム・ヒョンスを迎えるLGナイン(写真:LGツインズ)

18日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

チャムシル球場のLGツインズ-KIAタイガースは9回裏、3-5で2点を追うLGが土壇場で同点に追いつき、試合は5-5で延長戦に突入しました。

10回裏、LGは1死ランナーなしで4番のキム・ヒョンス選手がカウント2-2からの5球目、KIAの6番手チョン・ヘヨン投手が投じた高めに抜けたスライダーを豪快にスイング。打球はライトスタンドに飛び込む、18号サヨナラソロホームランとなりました。

キム・ヒョンス選手はこの日4安打。リーグ4位の打率3割5分4厘を記録し、今月の打率は4割1分8厘と好調です。LGは3番を打つチェ・ウンソン選手も今月4割超えの打率を残すなど活躍を見せ、3位のLGはこの日の勝利で連勝を6に伸ばしました。

◆「クァンジュを除き、各球場再び無観客に」

新型コロナウイルスの感染拡大により、ソーシャルディスタンスの警戒レベルが引き上げられたことを受けて、再び観客を入れずに試合を実施することになりました。現時点ではKIAの本拠地・クァンジュを除く各球場が、無観客試合に移行します。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

ハンファイーグルスとの2軍戦に1番センターで先発出場し、4打数無安打でした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇8月18日(火)の結果

・LG 6- 5 KIA(チャムシル)

 勝:チョン ウヨン

 敗:チョン ヘヨン

・SK 9- 3 ハンファ(インチョン)

 勝:パク チョンフン

 敗:キム ミンウ

・サムスン 3- 6 KT(テグ)

 勝:イ ボグン

 敗:キム ユンス

・ロッテ 2- 9 トゥサン(プサン)

 勝:チェ ウォンジュン

 敗:ストレイリー

・NC 5- 1 キウム(チャンウォン)

 勝:ルチンスキー

 敗:ハン ヒョンヒ

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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