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成功率100%の剛腕クローザー 防御率0点台でリーグトップの19セーブ目挙げる<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
リーグトップの19セーブ目を挙げたチョ・サンウ(写真:キウムヒーローズ)

9日の韓国KBOリーグは首都圏の屋外球場2試合が雨で中止となり、3試合が行われました。

コチョクスカイドームのキウムヒーローズ-LGツインズは投手戦に。

キウムの先発、左腕のイ・スンホ投手は7回を投げて被安打3。ソロホームランの1点に抑え、LGの先発タイラー・ウィルソン投手も6回2失点(自責点1)と好投し、キウムは2-1の1点リードで9回表の守りを迎えました。

キウムの4番手として最終回のマウンドに上がったのはクローザーのチョ・サンウ投手。チョ・サンウ投手は最速150キロのストレートで優位なカウントに持ち込み、スライダーを決め球に二者を抑えて2アウト。

最後の打者、4番キム・ヒョンス選手には直球を3つ続け、3球目をショートフライに打ち取ってゲームを締めくくりました。

チョ・サンウ投手はこの日28試合目の登板。セーブ機会で登板した19回すべて成功し、リーグトップの19セーブを挙げています。防御率は0.59です。

◆「あす月曜日、3試合開催」

通常、月曜日は試合が行われませんが、金~日の3連戦の中で雨天中止となった3カードが行われます。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

ロッテジャイアンツ戦は雨天中止でした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が3試合の結果です。

◇8月9日(日)の結果

・トゥサン 中 止 ロッテ(チャムシル)

 勝:

 敗:

・キウム 2- 1 LG(コチョク)

 勝:イ スンホ

 敗:ウィルソン

・SK 中 止 サムスン(インチョン)

 勝:

 敗:

・ハンファ 3- 6 KT(テジョン)

 勝:デスパイネ

 敗:チャド・ベル

・KIA 1- 8 NC(クァンジュ)

 勝:チェ ソンヨン

 敗:イム ギヨン

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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