元カブス・ラッセルの初ゲームは2安打2打点 新三遊間コンビが勝利に貢献<韓国KBOリーグ>
28日の韓国KBOリーグは2試合が雨で中止。3試合が行われました。
トゥサンベアーズ-キウムヒーローズ(チャムシル)は先月契約を結んだキウムの新外国人選手、アディソン・ラッセル内野手(元カブス)が初出場しています。
3番ショートで先発出場のラッセル選手は0-2で2点を追う6回表、無死一塁でトゥサンの先発ラウル・アルカンタラ投手からライト前にKBOリーグ初ヒット。ラッセル選手は後続打者のタイムリーで同点のホームを踏みました。
キウムは2-2で迎えた7回表、ラッセル選手の出場により、この日はサードにポジションを移した2番キム・ハソン選手が、左中間スタンドへライナーで飛び込むソロホームラン。3-2として勝ち越しに成功しました。
ラッセル選手は9回、前を打つキム・ハソン選手が申告敬遠で出塁し、1死満塁で迎えた5打席目、三遊間を破るヒットを放って二者が生還。キウムはラッセル選手の2点タイムリーで5-2とリードを広げました。
試合はキム・ハソン、ラッセルの新三遊間コンビの活躍でキウムが6-2でトゥサンを下しています。
ラッセル選手はメジャーリーグでのオールスターゲーム選出、ワールドシリーズで活躍した優勝メンバーという輝かしい実績があります。
一方でドメスティック・バイオレンス(DV)により出場停止処分を受けたという経歴もあって、入団以来注目されている新助っ人は、韓国初舞台でチームの勝利に貢献しました。
キウムはこの日の勝利により71試合目で40勝に到達。雨で試合がなかったKIAタイガースに代わって4位から3位に浮上です。
◆「LG、先発全員の23安打、24点を挙げて大勝」
LGツインズはインチョンでのSKワイバーンズ戦に24-7で大勝。先発全員の23安打、ホームラン6本を連ねました。中でも6号満塁弾を放った3番チェ・ウンソン選手は7打数3安打、一人で8打点をマークしています。
<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>
この日は出場機会がありませんでした。試合は上記の通り、キウムに敗れています。
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以下が3試合の結果です。
◇7月28日(火)の結果
・トゥサン 2- 6 キウム(チャムシル)
勝:キム テフン
敗:ホン ゴンヒ
・SK 7- 24 LG(インチョン)
勝:ウィルソン
敗:ピント
・サムスン 中 止 ハンファ(テグ)
勝:
敗:
・KIA 中 止 KT(クァンジュ)
勝:
敗:
・ロッテ 11- 9 NC(プサン)
勝:ソン スンジュン
敗:ウォン ジョンヒョン
⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)
⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)
※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。