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防御率最下位のヤン・ヒョンジョンが久々の勝利 10位ハンファは6連敗で50敗目<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ヤン・ヒョンジョン(写真:KIAタイガース)

22日の韓国KBOリーグは4試合が雨で中止に。1試合のみ行われ、ハンファ生命イーグルスパークのハンファイーグルス-KIAタイガースは2-1でKIAが勝利しました。

KIAの先発、エースのヤン・ヒョンジョン投手は6月9日のKTウィズ戦に勝利して以後、この6試合勝ち星なく、その間の防御率は9.30でした。

しかしこの日のヤン・ヒョンジョン投手は5回を投げて被安打3、奪った三振は8つ。3四球で与えた1点は4番キム・テギュン選手への押し出し四球でした。

元気のないハンファ打線にも助けられたヤン・ヒョンジョン投手は、43日ぶりの6勝目(5敗)を挙げましたが、防御率は規定投球回数到達者で最下位の6.00というらしくない成績となっています。

敗れた最下位(10位)のハンファは6連敗。67試合目で50敗となりました。

◆「東京五輪があったら、24日から公式戦は中断」

今季のKBOリーグは東京オリンピック(五輪)期間中の7月24日から18日間の中断に入る予定でした。

しかし新型コロナウイルスの感染拡大によりKBOリーグは38日遅れの5月5日に開幕。東京五輪は1年の延期(予定)となり、当初、中断を予定していた7月24日以後も試合を行うことになっています。

(関連記事:韓国プロ野球、新型コロナで延期していた開幕を5月5日に決定 無観客で38日遅れのスタート

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

キウムヒーローズとの試合は雨で中止になっています。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が1試合の結果です。

◇7月22日(水)の結果

・トゥサン 中 止 キウム(チャムシル)

 勝:

 敗:

・SK 中 止 ロッテ(インチョン)

 勝:

 敗:

・KT 中 止 LG(スウォン)

 勝:

 敗:

・ハンファ 1- 2 KIA(テジョン)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:キム ミンウ

・NC 中 止 サムスン(チャンウォン)

 勝:

 敗:

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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