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ハソンとヘソンがエース撃ち キウムが首位NCに4安打3得点で延長戦を制す<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
キム・ハソンとキム・ヘソン(写真:キウムヒーローズ)

12日の韓国KBOリーグは1試合が雨で中止となり、4試合がナイトゲームで行われました。中止のサムスンライオンズ-KTウィズ(テグ)は13日に14時開始のダブルヘッダーで行われます。

チャンウォンNCパークのNCダイノス-キウムヒーローズはク・チャンモ、イ・スンホの若き左腕エースが先発。

ここまで5勝負けなしのNCク・チャンモ投手は7回2安打1失点、8つの三振を奪い、キウムのイ・スンホ投手は6回4安打無失点とともに好投しました。

試合は2-2で延長戦に突入。キウムが10回表1死満塁で1番キム・ヘソン選手が放ったセカンドゴロで、相手守備にミスが出て勝ち越しに成功。キウムが3-2で勝利しました。

キウム打線はこの試合わずか4安打。そのうち、ク・チャンモ投手から放った2安打、1回表、キム・ヘソン選手のライト線への二塁打と、7回のキム・ハソン選手のレフト場外に飛び出す6号ソロがいずれも得点につながっています。キム・ハソン選手の一発はク・チャンモ投手にとって今季初の被本塁打でした。

この日のク・チャンモ投手に勝ち負けはつかず、自責点は1。防御率はリーグトップのままで、0点台(0.75)をキープしています。

◆「ハンファ、リーグワーストに並ぶ18連敗」

以下の既報通り、ハンファイーグルスがトゥサンベアーズに敗れて、5月23日から続く連敗が18となり、1985年にサムミスーパースターズが記録したリーグワーストに並んでいます。

(関連記事:リーグ35年ぶりの18連敗。ハンファが球界創成期のワースト記録に並ぶ

<きょうのアン・グォンス(安田権守)>

トゥサンベアーズの2軍はハンファイーグルスと対戦し、アン・グォンス選手は途中出場。9回に打席に入り、結果はライトフライでした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が4試合の結果です。

◇6月12日(金)の結果

・LG 3- 2 ロッテ(チャムシル)

 勝:ソン ウンボム

 敗:パク チンヒョン

・SK 3- 6 KIA(インチョン)

 勝:ギャニオン

 敗:パク チョンフン

・ハンファ 2- 5 トゥサン(テジョン)

 勝:チェ ウォンジュン

 敗:チャド・ベル

・サムスン 中 止 KT(テグ)

 勝:

 敗:

・NC 2- 3 キウム(チャンウォン)

 勝:チョ サンウ

 敗:ペ ジェファン

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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