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元代表セカンド、今は一塁手兼中堅手のチョン・グンウ 3安打3打点の活躍<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
3安打3打点のチョン・グンウ(写真:ハンファイーグルス)

23日の韓国KBOリーグは3試合がナイトゲームで行われました。

チャムシル球場で行われたLGツインズ対ハンファイーグルスは初回に4点を挙げたハンファが、その後も得点を重ねて9-1で大勝。4連勝を飾りました。

ハンファは5番センターで先発出場のチョン・グンウ選手が4打数3安打3打点の活躍を見せています。

チョン・グンウ選手はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)などの国際大会で、長らく代表チームの二塁手としてプレー。身長172センチの小柄な体格から俊敏な動きを見せ、走攻守で高い能力を発揮してきました。昨季からはファーストとセンターにポジションを変えています。

チョン・グンウ選手は来月で37歳。同い年のチームメイト、キム・テギュン選手(元千葉ロッテ)と共にチームの古株として君臨しています。

◆「ロッテ、15年ぶりの最下位確定」

この日、9位のハンファが勝利した時点でロッテジャイアンツの10位が確定。ロッテの最下位は8球団制だった2004年以来15年ぶりです。当時ロッテは2001年から4年続けて最下位でした。

ロッテの過去の優勝は1984、1992年の2度。優勝経験のない新生球団のNCダイノスとKTウィズを除き、最も優勝から遠ざかっています。

以下が3試合の結果です。

◇9月23日(月)の結果

・LG 1- 9 ハンファ(チャムシル)

 勝:チャド・ベル

 敗:ペ ジェジュン

・KT 2- 1 KIA(スウォン)

 勝:チュ グォン

 敗:パク チュンピョ

・ロッテ 1- 6 NC(プサン)

 勝:イ ジェハク

 敗:ソ ジュンウォン

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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