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警察から復帰したサムスンの26歳スラッガー 今週2発目が決勝打に<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
決勝2号3ランを放ったイ・ソンギュ(写真:サムスンライオンズ)

21日の韓国KBOリーグは2試合が雨で中止となり、残り2試合が17時開始のナイトゲームで行われました。

スウォンKTウィズパークのKTウィズ対サムスンライオンズは6-3でサムスンが勝利。

サムスンは0-1で迎えた2回表、6番のイ・ソンギュ選手が四球で出た2人の走者を置いて、レフトポール際に2号3ランホームラン。3-1と逆転に成功し、逃げ切ったサムスンはこの一打が決勝打になりました。

プロ4年目26歳のイ・ソンギュ選手は先月、兵役を終えて今月1日に1軍に登録。18日のLG戦でプロ初アーチ、初打点を記録すると、19日のKIA戦では2打点。この日の決勝3ランを合わせて今週だけで2本塁打、6打点を残しています。

イ・ソンギュ選手は入隊中に所属した警察野球団で、昨季は31本塁打、79打点を記録しファームで二冠王を獲得。今年は除隊直後にその長打力を1軍で発揮しています。

8位のサムスンが勝って、7位のKIAタイガースがトゥサンベアーズに敗れて3連敗となったため、サムスンはKIAとのゲーム差を0.5に縮めました。

◆「1位SKと2位トゥサンのゲーム差が1に」

好調の2位トゥサンは4連勝。雨で試合が中止となった1位SKワイバーンズとのゲーム差は1.5から1となりました。

SKはこの日の中止により、明日22日のハンファイーグルス戦が14時開始のダブルヘッダーに変更になっています。

以下が2試合の結果です。

◇9月21日(土)の結果

・トゥサン 5- 3 KIA(チャムシル)

 勝:イ ヨンチャン

 敗:パク チンテ

・KT 3- 6 サムスン(スウォン)

 勝:ライブリー

 敗:クエバス

・ハンファ 中 止 SK(テジョン)

 勝:

 敗:

・ロッテ 中 止 NC(プサン)

 勝:

 敗:

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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