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トゥサン、ダブルヘッダーで連勝し2位浮上 4連敗の首位SKとのゲーム差を2.5に<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
完投で15勝目を挙げたイ・ヨンハ(写真:トゥサンベアーズ)

19日の韓国KBOリーグはSKワイバーンズ対トゥサンベアーズ(インチョン)のダブルヘッダーと他2試合の計4試合が行われました。

15時開始の首位SKと3位トゥサンのダブルヘッダー1戦目はトゥサンが6-4で勝利。

続く18時55分に始まった2戦目は2-3でトゥサンが1点を追う8回表、1死一塁で3番のオ・ジェイル選手が左中間へ2ランホームラン。トゥサンが4-3として逆転に成功しました。

トゥサンの先発イ・ヨンハ投手は2本のホームランを喫するも、その他に与えたヒットは2本のみ。SK打線から8つの三振を奪い、9回を3点に抑えて、15勝目(4敗)を自身初の完投勝利で飾りました。

連勝のトゥサンは2位に浮上。首位SKは4連敗でトゥサンとのゲーム差が1日で2ゲーム縮まって2.5となりました。両チームの残り試合はSKが7試合、トゥサンは9試合です。

◆「ロッテ、来季の監督候補を明らかに」

新GMを迎え「活発な出塁に基づく、挑戦的な攻撃野球」を来季のテーマに掲げるロッテは19日、来季の監督候補を明らかにしました。

その顔ぶれは2008年から3年間ロッテを率いたジェリー・ロイスター元監督他、KBOリーグでのプレー経験のあるスコット・クールボー氏(元阪神)ら外国人監督。またコン・ピルソン監督代行をはじめ、国内の4、5名の候補者とも面接を行っているとしています。

ロッテはシーズン終了後、早い時期に来季の首脳陣を含めたチームの再整備を目指しています。

以下が4試合の結果です。

◇9月19日(木)の結果

・SK 4- 6 トゥサン(インチョン)

 勝:フランコフ

 敗:ムン スンウォン

・SK 3- 7 トゥサン(インチョン)

 勝:イ ヨンハ

 敗:キム テフン

・サムスン 12- 2 KIA(テグ)

 勝:チェ チェフン

 敗:ターナー

・NC 5- 3 LG(チャンウォン)

 勝:パク チンウ

 敗:チョン ウヨン

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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