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NCの7月途中入団の両助っ人が大活躍 完封&2打席連続アーチ<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
完封のフリードリックと2打席連続弾のスモリンスキー(写真:NCダイノス)

18日の韓国KBOリーグは3試合がナイトゲームで行われました。

インチョンSK幸福ドリーム球場のSKワイバーンズ対NCダイノスはNCが2回表、6番ジェイク・スモリンスキー選手のレフトへの7号ソロで先制。

スモリンスキー選手は4回にもランナーを二塁に置いて、2打席連続となる8号2ランを放ち、NCは3-0とリードを広げました。さらにNCは5、6回にも追加点を挙げて6-0として試合を優位に進めていきます。

NCの先発、左腕のクリスチャン・フリードリック投手は3回裏、2死満塁のピンチを切り抜けると、その後は安定感のあるピッチング。打線の援護をバックに9回117球を投げ、被安打5。SK打線を0点に抑えて、7勝目を初完封で飾りました。

スモリンスキー選手、フリードリック投手は共に7月にチームに加わった途中入団の選手。シーズン終盤にきて、チーム合流当初のような活躍を見せ始めました。

現在5位のNCはこのまま順位をキープすればポストシーズンに進出します。両助っ人が短期決戦でも結果を残すと、NCにとって大きな力となるでしょう。

◆「ペゲーロ、4戦連続弾」

16日に3試合連続ホームランを記録した、LGツインズのカルロス・ペゲーロ選手が、18日のサムスンライオンズ戦(ポハン)で8号ソロを放ち、連続試合ホームランを4試合に伸ばしました。

(関連記事:ペゲーロ(元楽天)本領発揮の3戦連続弾 チーム4連勝中10打点をマーク

4位のLGは4-3で勝利し5連勝。試合がなかった3位トゥサンベアーズとのゲーム差を3.5に縮めています。

以下が3試合の結果です。

◇9月18日(水)の結果

・SK 0- 6 NC(インチョン)

 勝:フリードリック

 敗:ソーサ

・サムスン 3- 4 LG(ポハン)

 勝:ウィルソン

 敗:ペク チョンヒョン

・KIA 6- 5 ロッテ(クァンジュ)

 勝:ホン ゴンヒ

 敗:チン ミョンホ

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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