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NC、初回に満塁弾含む6点を挙げて首位SKに大勝 連敗を3で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
満塁アーチを放ったキム・ソンウク(写真:NCダイノス)

17日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

チャンウォンNCパークのNCダイノス対SKワイバーンズはNCが1回裏、2本のヒットと3つのフォアボールで2点を挙げ、なおも2死満塁のチャンスで、8番のキム・ソンウク選手が左中間へ5号満塁ホームラン。NCは初回に6点を挙げ、大きくリードしました。

NCの先発クリスチャン・フリードリック投手は大量リードをバックに、7回87球を投げて、被安打3、SK打線を0点に抑え、試合は9-0でNCが大勝。7月入団のフリードリック投手は6試合目の登板で5勝目を挙げました。5位のNCは連敗を3で止めています。

◆「おととしまでの正捕手が復帰」

NCは2017年まで正捕手として活躍し、昨季と今季ここまで入隊により警察野球団に所属していたキム・テグン捕手が除隊。この日、8回の守備からマスクをかぶり、復帰後初出場となりました。

NCは今季、トゥサンからFAでヤン・ウィジ捕手が加入。一方、復帰したキム・テグン捕手は出場日数を満たすと今オフのFA権を取得するため、動向が注目されています。

以下が全5試合の結果です。

◇8月17日(土)の結果

・トゥサン 9- 2 ロッテ(チャムシル)

 勝:イ ヨンハ

 敗:チャン シファン

・キウム 4- 8 ハンファ(コチョク)

 勝:シン ジョンラク

 敗:ヨキッシュ

・サムスン 7- 2 LG(テグ)

 勝:ペク チョンヒョン

 敗:ケリー

・KIA 3- 4 KT(クァンジュ)

 勝:イ デウン

 敗:パク チュンピョ

・NC 9- 0 SK(チャンウォン)

 勝:フリードリック

 敗:パク チョンフン

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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