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SKサンチェス、リーグトップタイの11勝目 チームは5連勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
アンヘル・サンチェス(写真:SKワイバーンズ)

26日の韓国KBOリーグは3試合が雨で中止。ドームを含む2試合のみ行われました。

チャムシル球場で行われたLGツインズ対SKワイバーンズ、SKは防御率1位のアンヘル・サンチェス投手が先発マウンドに上がりました。

サンチェス投手は初回に150キロ台中盤の速球を続けて弾き返され、3点を与える立ち上がりとなるも、2回以降は変化球を交えた投球で安定感を見せ、6回を投げてLG打線を初回の3点のみに抑えました。

一方のLGの先発ケイシー・ケリー投手は4つの死球を与えるなど制球が定まらず、5回を投げて被安打8、失点6でマウンドを降りました。

試合は7-4でSKが勝利。SKは5連勝で雨で試合がなかった2位トゥサンとのゲーム差を5.5に広げました。敗れたLGは4連敗です。

SKの先発サンチェス投手はジョシュ・リンドブロム投手(トゥサン)と並ぶ、リーグトップの11勝目を挙げています。

またコチョクスカイドームのキウムヒーローズ対KIAタイガースではKIAの先発、高卒ドラ1ルーキーのキム・ギフン投手が9度目の登板でプロ初勝利を挙げました。

◆「韓国も梅雨時」

この時期は韓国も梅雨前線の影響を受け、雨天中止が増えます。全国的に雨の場合と北部、南部で天気が異なるケースがあり、26日は南部で開催の3試合が雨天中止となりました。今年の雨天中止はここまで19試合で、昨年の同時期と比べると少ないです。

以下が全5試合の結果です。

◇6月26日(水)の結果

・LG 4- 7 SK(チャムシル)

 勝:サンチェス

 敗:ケリー

・キウム 6- 13 KIA(コチョク)

 勝:キム ギフン

 敗:アン ウジン

・サムスン 中 止 トゥサン(ポハン)

 勝:

 敗:

・ロッテ 中 止 KT(プサン)

 勝:

 敗:

・NC 中 止 ハンファ(チャンウォン)

 勝:

 敗:

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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