Yahoo!ニュース

サムスンの新助っ投 8回無失点11Kで今季初勝利<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
4度目の登板で初勝利のジャスティン・ヘイリー(写真:サムスンライオンズ)

12日、韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

テグサムスンライオンズパークのサムスンライオンズKTウィズは5-0でサムスンが勝利。先発のジャスティン・ヘイリー投手が4試合目の登板で初勝利を挙げ、チーム2人の新助っ人投手で初めての白星となりました。

ヘイリー投手は序盤から安定したピッチング。1回表、内野ゴロと2つの空振り三振を奪い三者凡退でイニングを終えると、それ以降、真ん中高めの速球は勢いを増し、KT打線のバットは空を切りました。ヘイリー投手が8回を投げて奪った三振は11個。被安打2、無四球無失点の完璧な内容でした。

試合は投手戦で進み0-0で後半戦に突入。7回裏、サムスンは2死から四球と相手のエラーで一、二塁のチャンスを作ると、8番イ・ハクチュ選手がライトへタイムリーヒット。両チーム初の得点が入りました。

サムスンは7回にさらに1点を追加し、8回にもイ・ハクチュ選手のこの日2本目のタイムリーなどで3点を挙げ、サムスンが5-0で快勝しました。

以下が全5試合の結果です。

◇4月12日(金)の結果

・LG 3- 0 トゥサン(チャムシル)

 勝:チャ ウチャン

 敗:フランコフ

・キウム 5- 3 ハンファ(コチョク)

 勝:ヨキッシュ

 敗:イ テヤン

・SK 4- 4 KIA(インチョン)

 勝:

 敗:

・サムスン 5- 0 KT(テグ)

 勝:ヘイリー

 敗:クム ミンチョル

・NC 2- 1 ロッテ(チャンウォン)

 勝:ペ ジェファン

 敗:チン ミョンホ

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

室井昌也の最近の記事