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故障から復帰後、沈黙のスターが連日の一発 復調を感じさせる3安打4打点<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ナ・ソンボム(写真:KIAタイガース)

15日は釈迦誕生日で休日の韓国。全5試合が14時開始のデーゲームで予定されるも、首都圏の3試合が雨で中止に。中部、南部地域の2試合が行われた。

KIAタイガース-トゥサンベアーズ(クァンジュ)は2回にトゥサンが1点を先制。追うKIAは3回裏、3番ナ・ソンボムが2試合連続となる2号2ランで逆転に成功した。

ナ・ソンボムは4回にも2死満塁でレフトに2点タイムリーヒット。この日のナ・ソンボムは5打数3安打4打点を記録した。

試合は8-4でKIAが勝利。首位KIAは連敗を止め、敗れたトゥサンは連勝が9で止まった。

◆「復調のスター」

右太もも裏痛から4月下旬にチームに復帰した球界のスター、ナ・ソンボム。12日の時点で25打数2安打、打率0割8分だったが、きのう14日に今季初打点となる1号2ランを放った。そしてこの日は連日の一発と初の複数安打で復調の兆しを見せている。

映像:ナ・ソンボムの2号2ラン(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇5月15日(水)の結果

・LG 中 止 キウム(チャムシル)

・SSG 中 止 サムスン(インチョン)

・KT 中 止 ロッテ(スウォン)

・ハンファ 1 - 16 NC(テジョン)

 勝:シン ミンヒョク

 敗:ペーニャ

・KIA 8 - 4 トゥサン(クァンジュ)

 勝:ネイル

 敗:チェ ウォンジュン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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