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元DeNA・ウィーランド、2度も打球直撃も7回1失点の好投。チームはサヨナラ勝ち<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ジョー・ウィーランド(写真:KIAタイガース)

10日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

クァンジュKIAチャンピオンズフィールドのKIAタイガースNCダイノスの対戦はKIAの先発マウンドにジョー・ウィーランド投手(元DeNA)が上がりました。

ウィーランド投手は今季3度目の登板。7日に先発予定でしたが雨で流れ、移動日を挟んで9日も雨天中止。2度のスライドで中7日での登板となりました。

ウィーランド投手は7回115球を投げて、被安打5、三振5つを奪い、失点は2回1死二、三塁でのショートゴロの間の1点のみ。この日のウィーランド投手はランナーを出すも得意のカーブで内野ゴロを打たせてピンチを切り抜け、追加点を許しませんでした。

またウィーランド投手は2回に強いワンバウンドの打球が左足に、3回にはライナーが直接、右でん部に当たるもいずれも冷静に処理しアウトにしています。

試合はKIAが5回に1点を挙げて1-1とし、その後、両チーム得点なく延長戦へ突入。延長10回裏、4番チェ・ヒョンウ選手のレフトへのファールフライで三塁走者が生還し、KIAが2-1でサヨナラ勝ちしました。ウィーランド投手に勝敗はついていません。またNCの連勝は3でストップです。

以下が結果です。

◇4月10日(水)の結果

・LG 5- 6 サムスン(チャムシル)

 勝:チャン ピルチュン

 敗:チョン ウヨン

・キウム 4- 2 KT(コチョク)

 勝:アン ウジン

 敗:クエバス

・ハンファ 3- 8 SK(テジョン)

 勝:キム グァンヒョン

 敗:サーポルト

・KIA 2- 1 NC(クァンジュ)

 勝:ハ ジュンヨン

 敗:カン ユング

・ロッテ 1- 3 トゥサン(プサン)

 勝:リンドブロム

 敗:ラリー

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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