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今年から二塁手のキム・サンス 決勝打でサムスンの連敗を4で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
勝ち越しタイムリーのキム・サンス(写真:サムスンライオンズ)

3日、韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

テグサムスンライオンズパークで行われたサムスンライオンズKIAタイガースの対戦はサムスンが6-3で勝利。連敗を4で止めました。

この試合を決めたのは1番のキム・サンス選手でした。2-2の同点で迎えた5回裏、2死二、三塁の場面。KIAの先発、高卒ドラフト1位左腕のキム・ギフン投手がカウント2-2から投じた外よりのチェンジアップを、キム・サンス選手は引っ張って打球はレフト線へ。二者が還ってサムスンは勝ち越しに成功しました。

キム・サンス選手はプロ入り以来、遊撃手として活躍し、代表入りもしてきました。しかし今年は米マイナーリーグ帰りでショートを守るイ・ハクチュ選手がドラフトを経て韓国球界入り。1990年生まれの同い年の2人がポジション争いをすることになりました。

イ・ハクチュ(手前)とキム・サンス(写真:サムスンライオンズ)
イ・ハクチュ(手前)とキム・サンス(写真:サムスンライオンズ)

キャンプを経てキム・サンス選手がプロ10年間守ったショートからセカンドにコンバート。2019年の開幕を迎えました。

新ポジションに移ったキム・サンス選手ですが、これまでと変わらず笑顔爽やかに元気にプレーし、今季はここまで打率3割2分3厘の高打率を残しています。

以下が全5試合の結果です。

◇4月3日(水)の結果

・トゥサン 5- 1 KT(チャムシル)

 勝:イ ヨンハ

 敗:キム ミン

・SK 1- 3 ロッテ(インチョン)

 勝:ユン ギルヒョン

 敗:ハ ジェフン

・ハンファ 0- 7 LG(テジョン)

 勝:チャ ウチャン

 敗:パク チュホン

・サムスン 6- 3 KIA(テグ)

 勝:チェ ジグァン

 敗:キム ギフン

・NC 9- 1 キウム(チャンウォン)

 勝:パク チンウ

 敗:アン ウジン

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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