メッシの退団騒動に、ペレスとモンチの手腕。ラ・リーガに求められる刷新とアップデート。

バルセロナに残留したメッシ(写真:ロイター/アフロ)

歴史には、重みがある。

1969年、バルセロナはヴィック・バッキンガム監督を招聘した。アヤックスでヨハン・クライフをトップデビューさせた指揮官に期待されたのは、「トータルフットボール」のスペインへの「移植」であった。

だがバルセロナでトータルフットボールを実践したのはバッキンガムではなかった。バッキンガムの後任に就いたリヌス・ミケルスだった。

代理人として長く活躍したホセ・マリア・ミンゲージャは語る。

「毎年夏に、補強選手で最低一人はスタメンを入れ替えてアップデートしなければ勝者のチームは作れない」

アップデートーー。魅惑の響きを放つ、この言葉こそが、現代フットボールにおける各クラブの大きな課題である。

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リーガエスパニョーラは「戦術の宝庫」。ここだけ押さえておけば、大丈夫だと言えるほどに。戦術はサッカーにおいて一要素に過ぎないかもしれませんが、選手交代をきっかけに試合が大きく動くことや、監督の采配で劣勢だったチームが逆転することもあります。なぜそうなったのか。そのファクターを分析し、解説するというのが基本コンセプト。これを知れば、日本代表や応援しているチームのサッカー観戦が、100倍楽しくなります。

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フットボールライター/戦術分析家 東京生まれ。スペイン在住歴10年。2007年に21歳で単身で渡西して、バルセロナを拠点に現地のフットボールを堪能。カンプ・ノウでメッシの5人抜きを目の当たりにして衝撃を受ける。2011年から執筆業を開始すると同時に活動場所をスペイン北部に移す。2018年に完全帰国。過去・現在の投稿媒体/出演メディアは『エルゴラッソ』『Goal.com』『ワールドサッカーキング』『サッカー批評』『フットボリスタ』『J-WAVE』等。2020年ラ・リーガのセミナー司会。『Foot! MARTES』出演中。

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