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豊島将之竜王・叡王はA級、藤井聡太王位・棋聖はB級1組 「十二番勝負」戦う両雄、本日は順位戦

松本博文将棋ライター
(記事中の画像作成:筆者)

 7月6日10時。大阪・関西将棋会館において、順位戦の2局が始まりました。

 御上段の間ではA級2回戦▲広瀬章人八段(0勝1敗)-△豊島将之竜王(1勝0敗)戦。戦型は角換わりに進んでいます。

 両者は昨年の順位戦では最終9回戦に対局。結果は豊島竜王の勝ちで、両者ともに6勝3敗でリーグを終えました。

 両者の過去の対戦成績は広瀬9勝、豊島13勝です。

 水無瀬の間ではB級1組▲藤井聡太王位(2勝1敗)-△久保利明九段(0勝2敗)戦。振り飛車党の久保九段は本局、四間飛車を選択しました。

 ABEMAで中継されているのは本局です。

 まだ▲藤井-△久保戦が駒組の段階の朝、解説担当の横山泰明七段と室田伊緒女流二段は次のような会話をしていました。

室田「久保九段は研究会でいうと、マラソン研というのをされていたような気がします」

横山「マラソン研というのは?」

室田「将棋を指したあとにみんなで走る(笑)」

横山「いや絶対おれ、無理だな(笑)誘われても断っちゃうかも(笑)。その先生方、みんな速そうじゃないですか」

 久保九段は前日、Twitterで対局の意気込みを語っていました。

 藤井王位に豊島挑戦者がいどむ王位戦七番勝負。第1局は豊島挑戦者の勝ちでした。

 王位戦第2局で立会人を務めるのは広瀬八段です。

 7月25日からは豊島叡王に藤井挑戦者が挑む叡王戦五番勝負が始まります。

将棋ライター

フリーの将棋ライター、中継記者。1973年生まれ。東大将棋部出身で、在学中より将棋書籍の編集に従事。東大法学部卒業後、名人戦棋譜速報の立ち上げに尽力。「青葉」の名で中継記者を務め、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)などのネット中継に携わる。著書に『ルポ 電王戦』(NHK出版新書)、『ドキュメント コンピュータ将棋』(角川新書)、『棋士とAIはどう戦ってきたか』(洋泉社新書)、『天才 藤井聡太』(文藝春秋)、『藤井聡太 天才はいかに生まれたか』(NHK出版新書)、『藤井聡太はAIに勝てるか?』(光文社新書)、『棋承転結』(朝日新聞出版)など。

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